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2.2 会社情報 - 設定 -

『会社情報』画面を開くには、メインメニューの「管理→システム設定→会社情報」をクリックします。項目設定の詳細については、影響のある各モジュールの章で後述します。

(1) 一般情報

住所や連絡先など会社の基本的な情報を入力します。「会社名」項目に入力された名称が、メインメニューに表示されます。「会社名」項目は、初期状態では会社データベース作成時(2.1参照)に定義した会社名が入力されています。また、『外国語』タブでは、会社情報を外国語で入力することができます。

(2) 初期設定

『初期設定』では、SAP Business Oneを使用するに当たっての初期設定を行います。
「勘定コード表テンプレート」は、会社データベース作成時(2.1参照)に選択しますが、『会社情報』画面で変更できます。SAP Business One標準で用意されているテンプレートを使用する場合、勘定科目マスタに勘定科目が自動的に定義されます。勘定科目マスタはメインメニューの「財務会計→勘定コード表」で参照できます。

SAP Business Oneでは「国内通貨」「システム通貨」の2種類の通貨で会計管理を行うことができます。「国内通貨」は、会社が税務署への申告に使用する国の通貨です。また、勘定残高は「国内通貨」だけでなく、「システム通貨」でも管理され、貸借対照表、損益計算書などのレポートはシステム通貨で出力することができます。例えば、本社の通貨がユーロ、子会社が日本円の場合、「国内通貨」を日本円、「システム通貨」をユーロに設定します。貸借対照表、損益計算書はそれぞれ、メインメニューの「レポート→財務会計→財務→貸借対照表」「レポート→財務会計→財務→損益計算書」をクリックします。

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