SAP Business Oneで使用する勘定科目は階層構造で構成されます。最上位階層のレベル1は資産、負債、純資産、費用、収益、補足1~3のグループに分かれています。補足1~3については、特に必要がなければ日本では使用しません。レベル1の各勘定科目の下位に勘定科目を追加し、最大レベル10まで階層を作成することができます。レベル1の勘定科目の追加・変更・削除はできません。
勘定科目を追加するには、基準となる勘定科目にカーソルを合わせ、「同位レベル勘定追加」ボタンまたは「下位レベル勘定追加」ボタンをクリックします。「G/L勘定」項目に勘定科目コード、「勘定名」に勘定科目名称を入力し、「タイトル」もしくは「有効勘定」のどちらかを選択します。「タイトル」として分類する勘定科目は、小計を計算するための科目であり、下位勘定科目を定義することができます。「有効勘定」として分類する勘定科目は、仕訳伝票入力(3.4参照)などで実際に使用される勘定科目で、下位勘定科目を定義することはできません。