SAP Business Oneを使用するためには、ライセンスが必要です。ライセンスはSAP Business Oneを使用するユーザ(2.5参照)の数だけ必要であり、代理店を通してSAP社から購入すると、ライセンスファイルがメールなどで送られてきます。送られてきたライセンスファイルには、SAP Business Oneを使用できるユーザが何人なのかという情報を持っています。ライセンスサーバにライセンスファイルをインポートし(1.4参照)、SAP Business OneにログインするとSAP Business Oneクライアントはライセンスサーバを参照し、ログインユーザにライセンスが付与されているかどうかを判断します。
ライセンスにはいくつかの種類がありますが、SAP Business Oneの全標準機能を使用するために必要なライセンスはProfessional Userライセンスです。
SAP Business Oneが参照しているライセンスファイルに含まれるライセンスの種類、ライセンス数の確認は、『ライセンス管理』画面から行います。『ライセンス管理』画面を開くには、メインメニューの「管理→ライセンス→ライセンス管理」をクリックし、『プロパティ』タブを選択します。
ユーザに対するライセンスの付与は『設定』タブから行います。
ライセンスを付与したいユーザにカーソルを合わせ、ライセンスの「使用済」項目を選択します。