『倉庫-定義』画面を開くには、メインメニューの「管理→定義→在庫→倉庫」をクリックします。SAP Business One上で使用する倉庫をここで定義します。「倉庫コード」項目に一意になるコードを、「倉庫名」項目に倉庫の名称を入力します。ここで定義した倉庫は、各アイテムの倉庫別の在庫数量などの管理に使用され、『アイテムマスタ』画面/『在庫データ』タブ(5.3(4)参照)で表示されます。
『一般』タブでは、倉庫の住所を入力します。ここで入力した住所は、購買伝票の出荷先住所として使用されます。
また、SAP Business Oneでは仕訳伝票入力(3.4参照)以外にも、販売伝票入力 (6章参照)、購買伝票入力(7章参照)、在庫処理(11章参照)などを行った場合に自動的に仕訳がおこります。その自動仕訳がおこる際の勘定科目を『倉庫-定義』画面/『会計』タブで設定しておきます。各勘定科目の設定は、『G/L勘定設定』画面(2.10参照)で設定した勘定科目が、倉庫を定義する際に初期値として提案されます。
各G/L勘定設定の詳細については、影響のある各モジュールの章で後述します。