商品を探す

5.2 アイテムグループ定義 - マスタ -

SAP Business Oneで定義するアイテム(5.3参照)は、アイテムグループによって分類することができます。

『アイテムグループ-定義』画面を開くには、メインメニューの「管理→定義→在庫→アイテムグループ」をクリックします。「アイテムグループ名」項目にアイテムのグループ名称を入力します。ここで定義したアイテムグループは『アイテムマスタ』画面(5.3参照)で選択します。

『一般』タブでは、MRPモジュール(14章参照)に関わる定義を行います。また、「在庫評価方法」項目で移動平均、標準(価格)、先入先出のいずれかを選択し、アイテムグループ別に在庫評価方法を決定することができます。「在庫評価方法」項目の初期値は、『会社情報』画面の「評価方法初期値」項目に設定した評価方法が提案されます。『会社情報』画面を開くには、メインメニューの「管理→システム設定→会社情報」をクリックします。

また、SAP Business Oneでは仕訳伝票入力(3.4参照)以外にも、販売伝票入力 (6章参照)、購買伝票入力(7章参照)、在庫処理(11章参照)などを行った場合に自動的に仕訳がおこります。その自動仕訳がおこる際の勘定科目を『アイテムグループ-定義』画面/『会計』タブで設定しておきます。各勘定科目の設定は、『G/L勘定設定』画面(2.10参照)で設定した勘定科目が、アイテムグループを定義する際に初期値として提案されます。

各G/L勘定設定の詳細については、影響のある各モジュールの章で後述します。

SAP Business One保守サポート・サービス