商品を探す

8.5 利益センタを使用した販売伝票、購買伝票入力 - トランザクション -

SAP Business Oneでは仕訳伝票追加時に利益センタを入力しておくと、そこで計上された費用や収益は、入力した利益センタに対して発生したものと判断されます(3.13参照)。

販売伝票や購買伝票を追加すると、仕訳伝票が自動的に作成されますが、販売伝票、購買伝票で利益センタを入力して追加した場合も、自動仕訳によって計上された費用や収益が入力した利益センタに対して発生したものと判断されます。ただし、自動仕訳で計上される全ての勘定科目に対して利益センタが反映されるわけではありません。利益センタが反映される伝票および勘定科目は以下の通りです。

利益センタを入力するためには、各販売伝票、購買伝票の明細領域にある各次元項目で利益センタコードを選択します。利益センタコードは『利益センタ-設定』で事前に定義します(3.13 (2)参照)。有効になっている次元 (3.13 (1)参照) は、初期状態で明細領域に項目が表示されます。ここでは売掛請求書(6.5参照)を作成する例を元に説明します。『売掛請求書』画面を開くには、メインメニューの「販売管理→売掛請求書」をクリックします。

SAP Business One保守サポート・サービス