SAP Business Oneでは、通常使用する国内通貨(日本円)以外に、外貨を使用した取引も行うことができます。使用する通貨は、メインメニューの「管理→定義→財務会計→通貨」であらかじめ定義しておきます(3.1参照)。また、定義した通貨を『取引先マスタ』(4.4参照)や『勘定コード表』(2.9参照)に設定します。
外貨を設定した取引先に対して伝票を入力する場合、通貨は国内通貨、システム通貨、取引先通貨から選択することができます。取引先通貨を選択すると、伝票上に国内通貨に対する為替レートが表示されます。レートは『為替レートおよびインデックス』画面で定義したレートが初期状態で表示されますが、変更することもできます。
コピー機能により、既に入力済みの伝票を参照して伝票追加を行う場合、『振出伝票ウィザード』画面で為替レートの取得方法を選択します。