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8.20 非倉庫アイテムの販売及び購買

SAP Business Oneでは、販売管理(6章参照)および購買管理(7章参照)で使用するアイテムをアイテムマスタ(5.3参照)に登録しますが、アイテムマスタにはサービス等、在庫アイテム(倉庫アイテム)以外の品目(非倉庫アイテム)も登録することができます。

(1) 非倉庫アイテムの登録 - マスタ -

非倉庫アイテムの登録は、通常の倉庫アイテムと同様に『アイテムマスタ』画面(5.3参照)から行います。非倉庫アイテムとするアイテムは、登録の際に「在庫アイテム」項目の選択を外します。

『アイテムマスタ』画面を開くには、メインメニューの「在庫→アイテムマスタ」をクリックします。

また、登録した非倉庫アイテムに対して通常の倉庫アイテムと同様に価格を設定することができます(5.4、8.1参照)。『価格表』画面を開くには、メインメニューの「在庫→価格表→価格表」をクリックします。

(2) 非倉庫アイテムの販売及び購買 - トランザクション -

非倉庫アイテムの販売及び購買を行った場合、在庫の変動を伴わない会計取引が発生します。そのため在庫ステータスの変動はおこりませんが、仕訳伝票が自動的に作成されます。各伝票を入力した際に発生する自動仕訳は以下の通りです。在庫の変動を伴わないので、出荷/納入伝票や購買入庫伝票入力時に会計取引は発生しません。

非倉庫アイテムは通常の倉庫アイテムと同様、販売伝票、購買伝票の「伝票タイプ」項目でアイテムを選択して、明細情報領域の「アイテムコード」項目でTabキーを押し、一覧から選択して入力します。このとき、倉庫アイテム、非倉庫アイテムを同じ伝票内に入力することが可能です。

ここでは受注伝票を例に説明します。『受注』画面を開くには、メインメニューの「販売管理→受注」をクリックします。

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