(1) クレジットカード入金を行うための前提条件 - マスタ -
クレジットカードによる入金を行うためには、クレジットカード定義、クレジットカード支払定義、クレジットカード支払方法定義を事前に定義しておく必要があります。ここではまず、クレジットカード定義から行います。
『クレジットカード-定義』画面では支払処理をする場合(9.10 (1)参照)や、得意先からの入金処理をする場合に使用するクレジットカード名を定義します。『クレジットカード-定義』画面の「G/L勘定」項目は、入金処理の際に使用する売掛金消し込み勘定です。
『クレジットカード-定義』画面を開くには、メインメニューの「管理→定義→入出金→クレジットカード」をクリックします。
次にクレジットカード支払定義を行います。『クレジットカード支払-定義』画面では、入金期日を計算するための支払方法を定義します。『クレジットカード支払-定義』画面を開くには、メインメニューの「管理→定義→入出金→クレジットカード支払」をクリックします。
最後に『支払方法』画面で実際に選択するクレジット支払方法定義を行います。ここでは、先に定義したクレジットカード定義やクレジットカード支払定義を割り当てます。最右列の「支払」項目で分割支払を許可するかどうかを指定します。『クレジットカード支払方法-定義』画面を開くには、メインメニューの「管理→定義→入出金→クレジットカード支払方法」をクリックします。
また、得意先マスタにクレジットカード、カード番号、有効期限などを定義しておきます。これらの定義は『取引先マスタ』画面/『支払条件』タブ(4.4 (4)参照)から行います。『取引先マスタ』画面を開くには、メインメニューの「取引先→取引先マスタ」をクリックします。
(2) クレジットカード入金 - トランザクション -
クレジットカード入金を行うためには、『入金』画面(9.1参照)で得意先を選択し、一覧から売掛請求書を選択した状態で『支払方法』画面を開き、『クレジットカード』タブを選択します。『支払方法』画面を開くには、メニューバーの「ジャンプ→支払方法」を選択するか、ツールバーの をクリックします。
『支払方法』画面/『クレジットカード』タブの画面に表示される「支払対象額」項目に入金額を入力します。このとき分割で入金する場合は、「支払回数」項目に回数を入力します。
(3) クレジットカードの預金 - トランザクション -
『預金』画面を開くと、まだ預金済みでないクレジットカード入金の一覧が表示されます。一覧からクレジットカード入金データを選択し、「繰延支払勘定」項目、「銀行口座」項目に勘定科目コードを選択後に「追加」をクリックすると、クレジットカード勘定がいったん、入金期日まで「繰延支払勘定」項目に設定した勘定科目コードに振り替えられます。「銀行口座」項目には入金期日に入金される銀行口座勘定(当座預金勘定)を選択します。繰延勘定から銀行口座勘定に振り替える操作は、後述する『先日付クレジットカード預金』画面から行います。
『預金』画面を開くには、メインメニューの「入出金→預金→預金」をクリックします。
クレジットカード入金を預金後、クレジットカード入金の日付が到来すると、『先日付クレジットカード預金』画面にクレジットカードの預金データが表示されます。ここで預金データを選択し、銀行口座勘定(当座預金勘定)に振り替えます。『先日付クレジットカード預金』画面を開くには、メインメニューの「入出金→預金→先日付クレジットカード預金」をクリックします。