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10.6 支払連結/出荷連結

支払連結/出荷連結機能は、子会社に対して商品の納品を行い、入金はその親会社からされる場合などに使用します。支払連結と出荷連結の違いは、出荷連結は請求書を親会社宛に作成し、支払連結は請求書を子会社宛に作成することです。どちらの場合も債権(売掛金)は親会社に対して計上されます。

(1) 支払連結 - トランザクション –

支払連結機能を使用するためには、まず親会社と子会社を別々に『取引先マスタ』画面(4.4参照)から登録します。

そして、子会社に対しては『会計』タブ/『一般』タブの「連結取引先」に親会社を選択し、「支払連結」項目を選択します。

『取引先マスタ』画面を開くには、メインメニューの「取引先→取引先マスタ」をクリックします。

支払連結の場合、販売伝票(6章参照)は全て子会社に対して作成しますが、売掛請求書 (6.5参照)入力時に自動計上される債権(売掛金)は親会社に対して計上されます。そのため、入金処理は親会社に対して行います。ここでは出荷/納入→売掛請求書→入金の順で行います。『出荷/納入』画面を開くには、メインメニューの「販売管理→出荷/納入」をクリックします。『売掛請求書』画面を開くには、メインメニューの「販売管理→売掛請求書」をクリックします。『入金』画面を開くには、メインメニューの「入出金→入金→入金」をクリックします。

(2) 出荷連結 - トランザクション –

出荷連結機能を使用するためには、まず親会社と子会社を別々に『取引先マスタ』画面(4.4参照)から登録します。

そして、子会社に対しては『会計』タブ/『一般』タブの「連結取引先」に親会社を選択し、「出荷連結」項目を選択します。

『取引先マスタ』画面を開くには、メインメニューの「取引先→取引先マスタ」をクリックします。

出荷連結の場合、受注伝票(6.3参照)、出荷/納入伝票(6.4参照)は子会社に対して入力しますが、売掛請求書 (6.5参照)を入力する場合、親会社を選択しても子会社選択しても、子会社宛に作成した出荷/納入伝票をリンクすることができます。入金処理は請求書を入力した会社に対して行います。ここでは出荷/納入→売掛請求書→入金の順で行います。『出荷/納入』画面を開くには、メインメニューの「販売管理→出荷/納入」をクリックします。『売掛請求書』画面を開くには、メインメニューの「販売管理→売掛請求書」をクリックします。『入金』画面を開くには、メインメニューの「入出金→入金→入金」をクリックします。

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