Watson

Watson Assistant

Watson Assistantによるユーザー対話処理

Watson AssistantはChat BOTを実装するためのAPIです。
対話ユーザーの発言の言い回しなどの多様なバリエーションの解釈含めて単独のサービスとして提供します。ユーザーの意図理解のため「意図分類器」を使っています。

会話のやりとりを通じてコンテキストを決めていく仕組み

→ ボットの実現に向いた仕組み

Watson Assistantを構成する3つの要素

意図(Intents)~ 「動詞」に該当

入力テキストに含まれる「目的」が Intents(意図)です。Watson Assistant は、意図分類器により入力テキストを分類し、ユーザーの意図を理解します。

エンティティ(Entities)~「目的語」に該当

入力テキストから抽出される目的語がEntities(エンティティ)です。エンティティは、意図の対象を示します。意図とエンティティを合わせることで、Watson Assistantはユーザーの要求を完全に理解します。

ダイアログ・ノード(Dialog)~「処理フロー」に該当

Dialog(ダイアログ)はユーザー要求(意図とエンティティ)とそれに対する回答の組み合わせです。ユーザーの要求を完全に理解するためには何度かの会話のやりとりが必要な場合があります。Watson Assistantでは、過去のやりとりによって得られたコンテキストを木構造のダイアログノードで表現することで、複雑な分岐を可能にしています。

ダイアログ開発ツール

  • フローエディタでダイアログの流れを視覚的に開発することができます。
  • 簡易テスト機能で、ダイアログ開発中に会話の流れを確認できます。