SAP Business Oneが日本でリリースされた直後は、ソルパックの技術者がSAPジャパン様に出向し、他のITベンダー様からの機能や使用方法のお問い合わせに対応いたしました。

また、ITバブル崩壊の余波、リーマンショック、コロナ禍など困難な社会環境下でSAP Business One事業から撤退されたITベンダー様もある中、ソルパックは途切れることなく事業を継続しております。

自動車部品販売会社様については、自動車メーカーからの内示をもとにした適切なタイミングでの在庫の確保の課題、翻訳業会社様については数百人規模の翻訳を依頼する個人事業主に対する源泉徴収税の管理と源泉徴収票の発行など、各業界の固有の課題についても、SAP Business Oneの機能を生かした解決案をご提案させていただきました。

納品書や請求書、発注書などの国内用伝票類、輸出入取引のあるお客様についてはInvoice、Packing List、Purchase Orderなどの輸出入関連帳票類についてお客様固有のデザインで印刷できるよう、これまで多数のレイアウト開発実績があります。

近年はECサイトでの注文の受付や、お取引先との電子データ取引が増えています。ソルパックではECサイトから注文データ連携、お取引先との取引で必要な発注、納品、請求データの入出力など、SAP Business Oneとデータ連携開発についても多数の開発実績があります。

また、2重入力や入力ミスの防止、業務負荷の軽減のため、経費精算システムやハンディターミナルシステムなど、他製品とのデータ連携開発も、多くのお客様にご提供しております。

SAP Business Oneは世界中で導入されているERP製品であり、各国固有の商習慣、税制などにあわせて、国ごとの個別の機能を搭載しています。ソルパックは日本国内で使用するSAP Business Oneの機能だけではなく、それぞれの国向けに搭載されている機能の知識を有しており、国ごとに適切な使用方法をご提案させていただいております。

初期移行データの準備、操作トレーニングの参加、受入テスト(仮稼働)などお客様主体の作業工程については、余裕をもった作業期間と明確な作業内容をご提示いたします。

また、導入プロジェクトを円滑かつ効率的に進めるため、導入のご提案～導入プロジェクトの開始～本稼働までの全工程を同じコンサルタントが責任をもって担当いたします。

ソルパックは過去のSAP Business One導入において、90%以上の実績で計画通りの本稼働を実現しています。

SAP Business Oneは画面に入力項目を増やす、不要な項目を非表示にする、項目に値を自動入力する、独自のマスタデータや伝票データの入力画面を作成するなど、国内製品では比較的難しいことを簡単に実現できるカスタマイズ機能を標準で豊富に備えています。

ソルパックはプログラムによる追加開発を最低限にし、低予算でパッケージ製品のメリットを最大限に生かすための製品知識・ノウハウを有しており、SAP Business Oneのカスタマイズ機能を最大限駆使して、極力お客様に追加費用をご負担いただくことのない導入を心がけています。

また、不要なプログラム開発を最低限にすることにより、導入スケジュールの短期化および導入後のシステムの安定化、バージョンアップの容易性を実現しています。

基幹システムの刷新において大きな問題の原因となるのは、お客様とITベンダーとの認識の齟齬があげられます。

ソルパックでは、お客様との認識の齟齬が生じないよう、各フェーズごとに要件定義書や仕様書、設計書など正確な成果物を作成・共有し、お客様の望まれる課題解決を共に目指していきます。

特に要件定義や基本設計などの重要な打ち合わせでは、お客様にわかりやすい表現を心がけております。

IT業界では次々と新しい技術が生まれ、それにともなって新しいIT専門用語も生まれています。ソルパックのコンサルタントは、なるべく難解な専門用語を使わない、お客様にとってわかりやすい表現で会話させていただきます。専門用語についても正しい理解のもと、正確かつ丁寧なご説明をさせていただきますので、IT知識に不安のあるお客様でも、安心してご相談いただけます。

SAP Business Oneが日本へ製品投入された当初、SAPジャパン社内でもSAP Business Oneの講師を担当できる方が不足していました。ソルパックは日本でもいち早くSAP Business One事業に携わっていたため、SAP様の代わりにSAP社公式の全SAP Business Oneトレーニングコース（ロジスティクス、財務会計、導入サポート、開発手法）を担当していました。

当時の講師経験をもった担当者が、コンサルタントとしてソルパックには在籍しています。講師経験からお客様に理解していただきたいSAP Business Oneの重要な部分、お客様にとって理解がしづらい部分などのポイントを把握しているため、効率的な機能や操作方法のご説明が可能です。

現在、日本国内ではSAP社公式の日本語でのSAP Business Oneトレーニングは実施されておりません。

ソルパックでは「SAP Business Oneの詳細な機能説明を日本語で受けたい。」、「自社の基幹システムとしてSAP Business Oneを使用しているが、効率的な使用方法ができているのか確認するために、改めて全ての機能を知りたい。」などのユーザー様や他のITベンダー様のご要望に応えるため、日本のSAP Business One ITベンダーの中で唯一、SAP Business Oneの操作トレーニングコンテンツを独自作成しており、これまで何度も実施させていただいております。

同じSAP Business Oneでも、お客様によって使用する機能範囲や操作方法に違いがあります。そのため、一般的なトレーニングとは別に、新たにSAP Business Oneを導入されたお客様には、お客様向けのトレーニングを実施しております。

本稼働前に入念なお客様向けの操作トレーニングを実施いたしますので、本稼働時に操作方法がわからないということはありません。

オンサイト/オンラインなどご都合に合わせ、トレーニング開催形式を選択していただけます。

また、お客様向けトレーニングに使用する操作マニュアルは、お客様毎に個別に作成してご提供いたします。詳細な画面の入力手順や、入力項目の説明を記載していますので、新たにお客様の業務を担当される方向けの、業務引継ぎ資料としてもご利用いただけます。

SAP Business Oneを使用したお客様の日々の業務が安定して行われるよう、製品知識が豊富な技術者が保守サポートを担当し、お客様のご質問への丁寧な回答、入力ミスやトラブルに対する迅速なリカバリ方法のご提案など、高いサービスレベルのご支援を行います。

SAP Business One導入を担当したコンサルタントが常にバックアップしており、お客様個別の業務内容や事情、お客様社内のみで使用している一般的ではない用語などを把握しているため、お客様が煩わしさや、もどかしさを感じることなく意思疎通可能です。

新たにお客様の業務を担当される方からの基本的なご質問に対しても、丁寧にお答えさせていただきます。

新たなビジネスモデルやビジネス規模の拡大に対して、未使用の機能紹介やシステムプロセスの見直しなど、最適なSAP Business One利用方法をご提案いたします。

また、新たなご要件については、導入時と同様に高い知識をもった担当者がSAP Business Oneのカスタマイズ機能で実現可能か最大限に模索し、お客様に不要な追加費用がかからないような方法をご提案いたします。

SAP Business Oneが本稼働した後の、新たな追加開発要望や製品バージョンアップについて低価格で対応いたします。特に、バージョンアップに作業期間や費用が多くかかってしまう原因の一つは、追加開発物の動作確認などのバージョンアップ後の影響調査です。ソルパックは導入時に追加開発を最低限にすることを心がけているため、各社様で比較的短期間、低予算でバージョンアップを実施しています。

ソルパックは日本国内では数少ない、SAP Business Oneの製品販売1次代理店の1社です。SAP Business OneライセンスをSAPジャパン社から直接調達できるため、急な業務ご担当者の交代や増員に伴うログインIDの切替/追加が可能となり、お客様にご好評いただいています。