何をインボイスとするのか
SAP Business Oneの主な販売伝票フローは、以下のようになっています。
このうち、納品書、個別請求書、月次請求書のどれをインボイスとするのかは各社様次第です。
弊社のユーザ様は、おおよそ以下のパターンに分類されます。
A.納品書をインボイスとする場合
・納品書に登録番号、税率毎の消費税額、軽減税率対象明細の区分を印字する。
・個別請求書は基本送付しない。
・個別請求書を送付する場合でも、納品書と内容が変わらないよう、出荷/納入と売掛請求書は必ず1:1で作成する。
・月次請求書に印字する消費税額は、納品書単位で計算した消費税額の合算値。※月次請求書単位で消費税は再計算しない。
・納品書以外の個別請求書、月次請求書には登録番号を印字しない。
B.個別請求書をインボイスとする場合
・納品書には登録番号、消費税額は印字しない。
・個別請求書に登録番号、税率毎の消費税額、軽減税率対象明細の区分を印字する。
・月次請求書は基本送付しない。そのため締請求書の作成はSAP Business One上行わない。
・月次請求書を送付する場合でも、月次請求書に印字する消費税額は、個別請求書単位で計算した消費税額の合算値。
※月次請求書単位で消費税は再計算しない。
C.月次請求書をインボイスとする場合
・納品書には登録番号、消費税額は印字しない。
・締請求書によって、税率毎に月次売上合計で消費税を再計算する。
・月次請求書に登録番号、税率毎の消費税額、軽減税率対象明細の区分を印字する。