Florida

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製品の概要

FloridaはAS/400 RPGプログラムを、Javaプログラムにコンバージョンします。 現行の業務アプリケーションが担保された上で、より使いやすいユーザーインターフェイスが提供されます。 ユーザーインターフェイスは、クライアントアプリケーションにAjaxを実装することで名称の取得やチェックなどが項目単位に即時に行うことが可能です。

Floridaでは、取込んだRPGソースを中間言語(Miami)に変換します。中間言語(Miami)はエディター機能(Miamiエディター)で、パフォーマンス改善や業務要件の追加などのロジック追加を行うことができます。

製品のポイント

Floridaでは、AS/400 RPGプログラムを簡単にオブジェクト指向型のWebアプリケーションに再構築できます。
データアクセスはカプセル化したDAO(データアクセスオブジェクト)により行います。データアクセス時のチェック処理・メッセージ処理といった処理を付加した基底部品を実装します。DBサーバーやデータベースに依存しないシステム設計を行います。
画面処理ではJavaScriptやAjaxなど用いて、項目単位にリアルタイムの動作(サーバーアクセス、項目取得・チェック処理等)を行います。
フレームワークに依存しないシステム設計が可能(推奨はSeasar2)です。 
Miamiエンジン(中間言語及びエディター機能)により、ロジックの修正や仕様の追加が簡単に行うことができます。

  Florida 他社コンバージョンツール 個別再構築
パフォーマンス  ×
Javaスキル 不要 不要 必須
初期費用 ×
保守費用 ×

製品詳細

中間言語(Miami)をMiamiエディターで更新!

RPGをストレートにJavaにコンバージョンを行った場合、データベースへのアクセスは言語特性の違いからパフォーマンスの悪化を引起こす場合があります。 Floridaには、RPG to Javaのコンバージョン実績からRPGの読み込み処理をJavaに変換する際のパフォーマンスチューニングのノウハウがあります。

Miamiエディターでは、パフォーマンスチューニングなどの設計変更を容易に行うことが可能です。
Miamiで仕様の追加・変更の記述をすることで、そのロジックが反映されたJavaソースが自動作成されます。

MVCモデルのシステム構築

AS/400 RPGプログラムは、 FloridaでModel、View、Controlに整理されてJavaにコンバージョンされます。
Modelの部分は、ビジネスロジック及びデータベースアクセスの部分であり、1つのロジッククラスと複数のDAO(データアクセスオブジェクト)で構成されます。
Viewの部分は、AS/400のDDS記述より項目定義書が自動作成され、この項目定義書にチェックやメッセージを追加することで、プログラミングすることなく、 フォームクラスが生成されます。
Controlの部分は、画面単位に処理が分割され、分割単位でアクションクラスが生成されます。

データベースは自由に選択可能

データアクセスDAOにより行われます。
FloridaではDAO及び基底部品を事前に設計・実装します。基底部品はデータベースを意識することなく設計可能です。 (但し、データアクセスモジュールはDBに依存した設計が必要となる場合があります。設計変更が必要な場合もあります)
DBはDB2、Oracle、MySQL、PostgreSQLといった主要なDBに対応しています。