中小企業の情報漏洩リスク、実は「内部」が原因? 内部不正対策の基本を解説

中小企業の情報漏洩リスク、実は「内部」が原因? 内部不正対策の基本を解説

セキュリティ2026.04.08

内部不正対策の基本を解説
「うちの社員は信頼できる。だからセキュリティはそれほど心配していない。」 こう話す経営者の方は、実は少なくありません。しかし、情報漏洩や不正行為の多くは、外部からのサイバー攻撃ではなく、社内の関係者によって引き起こされているというのが現実です。

内部不正による情報漏洩とは何か

内部不正による情報漏洩とは、自社の従業員・退職者・業務委託先など、企業内部にアクセス権を持つ人物が、顧客情報・取引先データ・営業秘密などを意図的または不注意によって外部に流出させることを指します。 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の調査では、企業の情報漏洩原因として内部関係者によるものが継続的に上位を占めています。意図的な不正だけでなく、操作ミスや私物USBへの誤コピー、退職直前のデータ持ち出しなども含まれます。

なぜ中小企業ほど内部不正に無防備なのか

大企業と比べて、中小・中堅企業では次のような状況が起きやすい傾向があります。

少人数ゆえに管理が行き届かない

社員一人ひとりを信頼しているからこそ、PCの操作内容まで確認する仕組みがない。

IT専任担当者がいない

セキュリティの専門知識を持つ人材がおらず、「何か起きてから対応する」後手の体制になりやすい。

証拠が残らない

不正が疑われても「誰が・いつ・何をしたか」を証明できる操作ログがなく、調査・対処が困難になる。 こうした状況のなかで万が一の情報漏洩が発生した場合、取引先からの信頼喪失、損害賠償リスク、そして長年積み上げてきたブランドへの打撃は計り知れません。

内部不正対策の核心は「抑止」にある

内部不正対策で最も重要なのは、「不正が起きてから調査する」仕組みではなく、「不正を起こさせない」抑止の仕組みです。 人は、自分の行動が記録されていると認識すると、行動が慎重になります。社内のPCに「操作が記録・管理されている」環境を整えるだけで、意図的な不正行為の多くは未然に防ぐことができます。

具体的な対策:PC操作ログの記録・管理ツールの導入

内部不正対策として有効な手段のひとつが、PC操作ログの記録・管理ツール(ユーザー行動監視ツール)の導入です。 株式会社ソルパックが提供する「サイテカクラウド by SOLPAC」は、社員のPC操作画面をスクリーンショットとログで自動記録するクラウド型セキュリティソリューションです。専用サーバーの購入や高額な初期投資は不要で、中小企業でも月額費用だけで導入・運用を開始できます。

次回は、サイテカクラウドの仕組みと「なぜスクリーンショット記録が内部不正対策に有効なのか」を詳しくご説明します。

よくある質問(FAQ)

Q. 内部不正対策と情報セキュリティ対策は何が違いますか?

A. 情報セキュリティ対策は外部からのサイバー攻撃への対策を含む広い概念です。
内部不正対策は、その中でも自社の従業員や関係者による不正・漏洩を防ぐことに特化した取り組みを指します。
外部対策(ウイルス対策、ファイアウォール等)だけでは内部からの漏洩は防げないため、両方の対策が必要です。

Q. 中小企業でも内部不正対策は必要ですか?

A. 必要です。むしろ中小企業は管理体制が整っていないケースが多く、不正が起きても発覚が遅れる傾向があります。また、中小企業が保有する取引先情報や個人情報は、規模に関わらず重要な資産であり、漏洩した場合の信用失墜は経営に直結します。

Q. PC操作ログを記録する際、社員へ事前告知は必要ですか?

A. 法的義務の有無については専門家への確認をお勧めしますが、一般的には導入前に社員へ周知・説明することが推奨されています。むしろ「記録している」と社員に知らせることで不正抑止効果が高まるため、告知は積極的に行うべきと言えます。

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