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IBMiOS7.5発表が発表されました。

サービス2022.05.27

IBMiOS7.5発表されました。

アプリケーション開発およびモダナイゼーションのフレームワークIBM i Merlin を同時発表


2022年5月3日に新たなメジャー・リリースであるIBM i 7.5、およびテクノロジー・リフレッシュであるIBM i 7.4 TR6が発表されました。

さらに「Merlin」という全く新しい製品の発表もありました。

ここでは、IBM i 7.5、IBM i Merlinのハイライトを紹介いたします。

IBM® i 7.5

基本オペレーティング・システム

セキュリティー
• パスワード・レベル (QPWDLVL) 4の導入。
• 新しい API、パスワード適合性確認 (QSYCHKPR) の導入。
• 保守ツール CL コマンドの機能拡張。
• Digital Certificate Manager (DCM)の複数機能拡張。
• システム値QSECURITY=20の設定廃止

圧縮
• ZLIB アルゴリズムへの対応。

保管と復元
• IFS データ保管パフォーマンスの向上。

ネットワーキング
• IBM i DNS が新しい BIND リリースにアップグレード。
• FTP サーバー・ログオン出口点で、IPV4 パッシブ・データ接続応答に IPV4 アドレスを指定可能。

アプリケーション開発
• Rest API エンジンのパラメーター数を 248へ拡大。
• CCSID の範囲拡大。
• アトミック・メモリー・アクセス用の新しい ILE C/C++ 組み込み関数が追加。

システム管理
• 保守ツールを使用するとき、システム上の個々の NVMe 装置に関する詳細情報を表示。
• ジョブ・スケジューラーのコマンドおよび表示に、新しい機能拡張が追加。
• 統合ファイル・システム (IFS) ではIBM i NetServer の新しいセキュリティー層、新しい出口点、およびより

回復力のあるファイル共用オプションなどの機能拡張が追加
• 選択した構成に対してクラスター・リソース・グループ (CRG) の切り替え実行時間の短縮。

Db2® for i

• SQL標準のBOOLEANをサポート。
• 2進基数索引 (Binary Radix Index) の最大サイズが16TBに向上。
• Ragged flash サポート

Db2 ミラー機能拡張

• 異なるメジャー・リリース・レベル7.4と7.5間の混合リリースをサポート
• Active/Read-Only モードの制御。
• Db2 Mirror バージョン管理サービス

主要要件

IBM i 7.5 は、Power9 および Power10 テクノロジー・ベースのプロセッサーを搭載した一部の IBM Power® サーバーでサポートされています。

IBM i Merlin

IBM® i Modernization Engine for Lifecycle Integration (IBM i Merlin) は、アプリケーション開発およびモダナイゼーションのフレームワークです。

IBM i Merlin の利点:

• 統一・統合フレームワークを提供。
• グラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) の提供。
• IBM i の運用および開発作業を支援するツールを高速にデプロイ。
• DevOpsアプローチ。

主要要件

• IBM i , Rational® Development Studio (5770-WDS)
• Red Hat OpenShift プラットフォーム
• IBM i 7.4 以降
<IBM® i 7.5製品発表>
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<IBM i Merlin製品発表>
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