ITリーダーの抱える課題
現在、世界のITリーダーの多くが、ビジネスの変化に対応するにはモダナイゼーションが不可欠と考えております。59%ものITリーダーが「最も重要な課題」と捉えているにもかかわらず、時間や工数、コストなど様々な問題からその一歩を踏み出せずにいます。
抜群の信頼性と安定性を誇るIBM(アイビーエム)のビジネスサーバー「IBM i (アイビーエム・アイ)」の日本ユーザーの間でもアプリケーションをGUI (ジーユーアイ)化したいやアプリケーションをi Phone、i Padなどで使用したい、Webサービス化したいというモダナイゼーションに対する要望が急激に高まっています。
日本のIBM i ユーザーへ向けてlooksoftwareが本格展開を開始
海外のIBM i ユーザーの間では、モダナイゼーションは幅広く普及しています。その普及の流れの中心にいるのがlooksoftware (ルック・ソフトウェア)社の製品です。低コスト・低リスク・短時間でソフト資産を未来へつながるシステムへ進化させているlooksoftwareが、ついに日本市場で本格展開を開始しました。
looksoftwareはモダナイゼーションをi Phoneやi Pad、Android携帯など、様々なクライアントからIBM i にアクセスできるようにする「マルチ・チャネル・アクセス」と外部アプリケーションとの連携を実現する「Webサービス・アクセス」によって、低コスト・低リスク・短時間で簡単に実現します。
さらにgoogle (グーグル)、Windows AZURE (ウィンドウズ アジュール)、Amazon Web Service (アマゾン Webサービス)などのクラウドサービスと連携し、モダナイゼーションの世界を広げています。
looksoftware活用事例
- ビースト社
- オランダ国内、100以上のVOLVO (ボルボ)販売店に「ディーラー管理システム」を提供してきたビースト社は、システムが老朽化していたため、拡張性に乏しく、使い勝手が良くないという問題を抱えていました。
そこでVOLVOと協議し、looksoftwareのモダナイゼーション技術を導入しました。システムの段階的な改修を行い、新しいディーラー管理システムをリリースし、サービスレベルを大きく向上させることに成功しました。
- アディダス韓国
- アディダスの子会社、アディダス韓国は、IBM i 上で基幹システムを運用してきました。しかしMicrosoft Officeと一緒に利用できないなどの問題があったため、改善策としてlooksoftwareのnewlook(ニュールック)を採用しました。
newlookのモダナイゼーションにより、アプリケーションに手を加えることなくGUI化を図り、ExcelやWordなどを利用でき、業務をよりスピーディに変化させました。
looksoftware製品ラインナップ
- lookserver
- looksever (ルックサーバー)は、5250 (ゴーニーゴーマル)画面を自動的にGUI化して、PCやi Phone、i Pad などに提供するサーバーベースの製品です。looksever以外の特別なインストールが不要なため、導入・開発コストを削減でき、場所や環境を選ばずに5250アプリケーションが利用できます。
- newlook
- lookseverはGUIを自動的に作るツールですが、newlookは、画面や機能をきめ細かく作るためのツールです。アプリケーションから再利用できるうモジュールを切り出し、複数のスクリーンやプログラム、データベースを統合して、新しい複合的なアプリケーションを低コスト・低リスク・短時間で構築できます。
- soarchitect
- soarchitect (エスオー・アーキテクト)は、5250アプリケーションを部品化し、Webサービスとして利用できるようにする製品です。外部システムからIBM i の資源を利用する場合、通常はそのままでは利用できません。ところがsoarchitectを使用すれば簡単に利用できます。
soarchitectは、様々な先進機能を備えています。ここでは、その一部を挙げています。Webアプリケーションから、IBM i を呼び出す場合も簡単に処理を行い、その結果をWebアプリケーションへ返すことができます。
- openlook
- IBM i アプリケーションの伝統的な表示方法は、5250データストリームをエミュレータで表示させるものでした。newlookは、このデータストリームを解釈し、様々なチャネル向けにデータ変換を行うツールです。
一方、IBMのRational Open Access for RPG (ラショナル・オープン アクセス・フォー・アールピージー)は、RPG (アールピージー)の入出力命令を直接解釈するハンドラーにより、各チャネルへGUIを提供するものです。ただし、1つのハンドラーで1つのチャネルしか接続できません。
これに対し「openlook (オープンルック)」は、1つのハンドラーでPCやi Phone、i Padまで複数のチャネルをサポートできます。技術革新の粋を集めた画期的な製品でIBM i のモダナイゼーションの可能性を飛躍的に高めています。
販売時期、価格は追って弊社ウェブサイトで発表します。現在、リリース日は未定です。
今や大きなうねりとなって世界規模で広がりつつあるIBM i のモダナイゼーション。 looksoftwareでは、そのための開発投資とお客様サポートを積極的に進め、モダナイゼーションを強力にご支援していきます。