「東日本大震災」につきましては、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げ
ます。
今回の大震災の影響により夏に向けて、節電への取り組みが重要視されています。
そこで、IBMからリリースされている「Power Systems の省電力設定ご紹介」についてご紹介したいと思います。
POWER6/POWER7プロセッサーを搭載しているPower Systemsでは、EnergyScale機能を利用することで、平均20-30%、最大50%の消費電力の節約が可能です。
省電力化については静的省電力モード、動的省電力モード、システム上限値モードの3つのモードがあり、設定は主に有償プラグインであるIBM Systems Director Active Energy Manager (AEM)を使用して行います。
1.静的省電力モード(Static Power Saver)
プロセッサーの周波数と電圧を一定量下げて、消費電力を抑制します。
- ハードウェアの機能として、HMCやASMI から設定
- IBM Systems Directorの有償プラグイン Active Energy Manager (AEM)を使用して設定
- BladeCenterの場合は、aMM(Advanced Management Module)から設定も可能
2.動的省電力モード(Dynamic Power Saver)
システム負荷に応じてプロセッサー周波数を自動的に変動させます。システム負荷が高い場合は、周波数を100%以上にして、処理能力を向上させる こともできます。
- IBM Systems Directorの有償プラグインAEMを使用して設定
- BladeCenterの場合は、aMMからも設定が可能
3.システム上限値モード(Power Capping)
消費電力の上限をユーザーが設定し、それを超えないように管理します。
- IBM Systems Directorの有償プラグインAEMを使用して設定
- Blade Centerの場合は、aMMからも設定
詳しい設定方法については、
http://www-06.ibm.com/jp/domino01/mkt/cnpages3.nsf/page/default-0037E94C
(※外部サイトが別画面で開きます。)
をご覧ください。
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