ご挨拶

効果的アウトソーシングの追求
～BPOを活用し、ビジネスの拡大と価値創造を～

近年、アウトソーシングは単なるコスト削減から企業の価値創造の手段としても位置づけられようとしています。中でもITを絡めたBPOは、戦略的に活用すると大きな効果が見込まれます。しかし、その為には乗り越えるべき課題が多く存在するのも事実です。今回のセミナーでは、BPOをどのように利用すれば価値創造につながるか、ベンダーの選択や契約、実行の留。意点はなにか等を徹底的に考察いたします。

講演者 技術士（情報工学部門）　政井 寛 氏

1972年、コンピュータアプリケーションズ（現　株式会社シーエーシー）に入社、システム構築に従事する。
その後SI事業責任者、アウトソーシング事業責任者を経て、1998年同社常務取締役に就任、2005年退任後に。政井技術士事務所開設、IT系のコンサルティングを展開。
専門はITアウトソーシング「資格」技術士（情報工学部門）、ITコーディネーター、システム監査技術者等

これからの新しいBPOスタイル
～コスト削減だけではない、BPO活用法～

どのようにBPOを導入したらお客様の目的が達成できるのか、お客様の立場に立ったコンサルテイングと実際に運用する責任をもった提案、この2軸は不可欠であると考えます。BPOは手品ではありません。お客様と一緒に考え実行するからこそ価値をご提供できると思っています。コスト削減のメカニズム、品質維持の施策、継続した業務改善提案　ITとの連携、どこまでBPOで対応できるのか10年かけて確立した仕組みを徹底解説いたします。また、オフショアBPOについても、成功するオフショアの秘訣、そしてこれからのオフショア中国（威海）、ベトナム（ハノイ、ダナン）の事例を紹介します。

講演者 株式会社ソルパック　常務取締役　北川　裕史

日本アイ・ビー・エム（株）にて大手企業の担当営業を歴任。ガースナー政権下ではBPR推進スタッフとして、営業プロセス、キャリア・パス、組織、インセンティブなどのプランニングを担当。
2000年から株式会社ソルパックにて、人事・総務・経理を中心とした数多くのBPRコンサルティングを実施。
2004年から、BPO事業も手掛けており、企画・導入・運用の一貫したサービスにより、企業の収益改善を支援。

休　憩

【BPO事例】業務改善、さてどこから手をつけるか
～BPO導入から7年、BPOはどのように社内業務に影響しているか～

一言に業務改善といっても、目的の設定や課題の選定、社内での調整、具体的には誰が何をやるのか、またやりつくした感等悩みはつきないと思います。私たちは、社内だけの業務改善に限界を感じたとき、新たな手段としてBPOを選択しました。一度提案して終わりのコンサルではない、実際に運用し、客観的な視点による継続的な業務改善提案をし続けるBPO。大手ではないからこそ、かゆいところに手が届く身近なIT改善。ベンダー任せではなくお互いにストレートに話し合ってきたからこそ続いてきた7年の歩みをご紹介します。

講演者
株式会社パーキンエルマージャパン　EH分析事業部　EHビジネスオペレーションチーム　チームマネージャー　荒井 裕一 氏

外資系サービス関連業務に従事した後に、株式会社パーキンエルマージャパンに入社、サービスオペレーションビジネスに従事した後、分析装置販売に関するオペレーションも担当し、企業全体のビジネスオペレーティング業務に精通している。
また、BPO導入時からプロジェクトに参画しており、ユーザー側のマネジメントを担当。

質疑応答／クロージング