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IBM Think 2026 への参加報告

トピックス2026.05.20

5月4日から7日まで米国ボストンで開催された「IBM Think 2025」に当社のIBM Championsである担当者が参加いたしました。

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IBM Thinkは、米IBM社が主催する年次のグローバルイベントで、テクノロジーの最新動向や事例が共有される場です。ボストン・コンベンションセンターには世界中からパートナー企業・顧客企業が集結し、会場は初日から熱気に包まれていました。

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今年のキーノートテーマは 「Win the enterprise AI race(エンタープライズAIレースに勝つ)」。
IBM 会長 兼 最高経営責任者(CEO)のArvind Krishna氏は冒頭でこう語りました。

「AI活用で成果を出している企業と、取り残されつつある企業の差は、今まさに広がっています。
問題はAIを導入しているかどうかではなく、AIが事業の核心にどれだけ深く組み込まれているかです。」

「AI-enabled(AI活用企業)」から「AI-first(AI最優先企業)」へ。
この転換こそが、次の競争優位を決定づけるという力強いメッセージが、会場に集まった数千名の参加者の心に響きました。

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主な発表内容:
・IBM Bob(AIネイティブ開発エージェント)

設計・コード生成・テスト・セキュリティ・デプロイまで開発ライフサイクル全体をカバーする統合環境で、社内8万人以上が活用し平均45%の生産性向上を達成。

・IBM Confluent
フォーチュン500の40%以上が利用するリアルタイムデータストリーミング基盤をwatsonxやIBM Zとネイティブ統合し、AIエージェント向けのライブデータ供給を強化。

・IBM Sovereign Core
データ、オペレーション、ガバナンスを顧客自身が完全制御できるAI対応ソブリン環境を提供。グローバルで高まるデジタル主権への要求に応えます

・量子コンピューティング分野の歴史的成功
量子分野での国際共同研究で1万2,000原子規模のタンパク質シミュレーションに成功。6か月前比で約40倍の規模拡大を達成し、創薬プロセスの加速に向けた大きな一歩として注目を集めました。

・watsonx Orchestrate 複数のAIエージェントを安全・効率的に統合管理するコントロールプレーン機能が強化。エージェントの「アイデンティティ管理」や「AgentOps」の概念が新たに提示され、エンタープライズ全体でのAI活用を支える基盤として位置づけられました。

加えて、各社ブース展示、ネットワーキングイベントなどが行われ、朝から晩まで活気あふれる4日間となりました。

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IBM Think 2026への参加は、AI・量子コンピューティング・ハイブリッドクラウドという3つの柱における最新技術の知見を深める貴重な機会となりました。
当社の技術力および事業戦略の強化に大きく貢献するものであり、とくにAIエージェントの実用化・量子コンピューティングの急速な進展は、お客様へのソリューション提案においても新たな視点をもたらすものと確信しています。
また、当社にはIBM社認定の「IBM Champions」が 2名在籍しており、技術貢献に取り組んでいます。
今後も、IBM社およびそのパートナー企業との共創を一層深め、技術革新とビジネスの成長を推進してまいります。