Powertech Anti-Virus

Powertech Anti-Virus

最近のマルウェアおよびランサムウェア攻撃の増加により、IBMi (AS / 400)を実行しているPowerSystemsサーバーを含むサーバーを悪意のあるプログラムから保護する必要性にスポットライトが当てられています。Powertech Antivirus for IBM iは、IBM i (AS / 400)用に構築されたスキャン・ソリューションであり、現代の企業が必要とするセキュリティー、安定性、および信頼性を提供します。

IBM i



IBM i (AS / 400) のIFS環境は、オープンサーバー同様にウイルスの脅威にさらされています。
古くから使用されているIBM i (AS / 400) は、外部へのネットワークアクセスがなく、
RPGやCobolプログラムのみを実行するためのクローズされた環境で利用するサーバーでした。
現在利用されているIBM i (AS / 400)システムの利用の多くは、多様なネットワークサービスを実行し、
外部からの接続の種類が複数あり、さまざまなプラットフォーム用に作成されたプログラムを実行しています。
ウイルスがIBM i (AS / 400)ディレクトリーに到達し、IBM i (AS / 400) システムがウイルスファイルを拡散または実行して、
企業のデータとビジネスの継続性を損なう危険性に晒されています。

Powertech AntivirusはIBM i のIFSをウイルスの脅威から保護
McAfeeのエンジンを使用することで高い信頼性を提供します

  1. IBMi (AS / 400)用に設計された製品。システム上でネイティブバッチサービスジョブとして実行されます
  2. 分析中にネットワークリソースを使用せずにIFS内の既存のマルウェアを検出して削除します
  3. ウイルスがシステムに侵入するのを防ぎます
  4. 選択的で最適化されたディレクトリ/ファイル保護
  5. マカフィーは毎日新しいウイルスシグネチャを提供します

IBMiシステムのネイティブファイルシステムスキャン

隠れているウイルスを見つけれるには、ネイティブツールを使用してスキャンの失敗やセキュリティの問題を防ぐことが重要です。
Powertech Antivirusは、IBMiシステムを安全かつ効果的にスキャンするように特別に設計されています。



強化されたランサムウェア保護

ふるまいベースのランサムウェア検出は、共有ドライブを介してIBMiにアクセスするシステムで発生するランサムウェアからIBMiを保護します。



柔軟なスキャンオプション

動的にスキャンするか、Powertech Antivirusが商用のジョブスケジューリングソリューションと連携するかを選択できるため、スキャンするディレクトリとスキャンするタイミングを選べます。



包括的なコンプライアンスレポート

Powertech Antivirusのすべてのスキャン動作はシステム監査ジャーナルに記録されます。明確な監査証跡のためにSyslogアーカイブに転送することもできます。



パフォーマンスの問題を排除する

IBMi用に構築されたプログラムを使用していない場合、マルウェアのスキャンプロセスは遅くなり、ネットワークの負荷が増加します。IBMi用に設計されたマルウェアソリューションは、これらの懸念を排除します。



高度なヒューリスティック分析

Powertech Antivirusは、ヒューリスティック分析と呼ばれる手法を使用して、ファイルのプロンプトなしの変更や複製など、以前は識別されなかったウイルスを検知します。



オブジェクト整合性スキャン

IBMi用に構築されたプログラムを使用していない場合、マルウェアのスキャンプロセスは遅くなり、ネットワークの負荷が増加します。IBMi用に設計されたマルウェアソリューションは、これらの懸念を排除します。



IBMの依頼により開発

ロチェスターに所属するIBMの IBM i (AS/400)開発チームより、 当時の開発元及びMcAfee社はi5/OSに存在するウイルス対策ソフトの開発を依頼されました。その結果、AIX 及びLinuxをサポートするi5/OS専用に開発されたウイルス対策、 Powertech Antivirusが完成しました。
このため、以前はIBM i (AS/400)を購入するとNon-IBM ソフトウェアDVDとしてお試し版が各ユーザーに配られておりました。

メリット・効果

  • 統合ファイルシステム(IFS領域)
    IBMi(AS/400)は、Windows互換性があり、ウイルスはWindowsと互換性のあるIFSを通して感染します。
    Powertech Antivirusは、McAfeeから自動的に最新の定義をダウンロードすることで、最新ウイルスの脅威から保護します。スキャン及び定義更新は、スケジュール機能により自動化されます。

製品紹介


IBMi(AS/400)向けウイルス保護ツール

ここ数年法人企業を標的にしたウイルスが急増しています。完全なホストIBMi(AS/400)もウイルスに感染する危険があります。Powertech AntivirusはIBMI(AS/400)状の統合ファイルシステム(IFS)領域へ感染するウイルスを検出し、削除します。

ウイルスは統合ファイルシステム(IFS)に感染します

  • IBM i (AS/400)はWindowsサーバーと互換性があるようにデザインされており、ウイルスはWindowsOSと同じIFS領域を通して感染します。一旦ウイルスに感染するとPCクライアントに感染が拡大します。

    • WebSphere
    • ドミノ
    • IBM iクライアント・アクセス
    • IBM i アプリケーション
    • オペレーション・ナビゲーター
    • TCP/IP
    • Javaアプリケーション

  • IFS領域をスキャンするためにPCのアンチウイルスソリューションを使うよりもセキュリティ/信頼性/パフォーマンスすべての面においてPowertech Antivirusの方が優れています。

製品動作イメージ 定義更新

製品動作イメージ スキャン

製品の必要性

IBM i (AS/400)の IFS(統合ファイル・システム)領域は、WASでインターネットを利用する際に、 Notesでメールを利用する際に、あるいは各クライアントPCからネットワーク・ドライブとして利用する際に 非常に便利に機能します。
従って、IFS領域はPCドキュメントをはじめ、Notesのメールデータ、インターネットからのダウンロード・ ファイル等で溢れています。そして、それは常にコンピュータ・ウイルスの進入の危険性を意味します。
このように、昨今ではIBM i (AS/400)のIFS領域を利用する機会が増えている反面、『IBM i (AS/400)は安全だから大丈夫!』と コンピュータ・ウイルス対策のない無防備なままで利用している現状に、少なからず不安を感じる方が多く なってきたのではないでしょうか。
IFS領域であっても「QIBM」を含む多くのIBM提供のフォルダーやファイルが存在するため、 ウイルスの脅威は無縁ではありません。そのため、IFS領域ではウイルス・スキャンにより随時検疫チェック が行われることが、普通のPCと同様に必要になってきました。
IBM i (AS/400)IFS用アンチウイルス・ツール『Powertech Antivirus』は、IBM i (AS/400)専用のIFS領域をスキャンし、 確実にお客様の環境をコンピュータ・ウイルスの脅威から守ります。
便利なIFS領域に『安心』はいかがでしょうか?

IBM i (AS/400)でウイルスの危険性がある環境、お客様とは?

IBM i のIFS領域はウィルスに感染します!


IBM i (IFS)が感染した場合のリスク

  • IBM i が保菌者となり、ウィルスを拡散し続ける
  • 専用のソフトがないと駆除できない、もしくは駆除に時間がかかる

IBM i (AS/400)ウイルス脅威事例

IBM i (AS/400)がネットワーク上で、悪意あるソフトのホストとなり、慢性的ウイルスのアウトブレイクを 発生させてしまいました。IBM i (AS/400)の保護が十分でない結果、IBM i (AS/400)以外の環境へも、 継続的かつ経済的損害の大きい不稼働期間を作ってしまいました。