ERPってどんなパッケージがあるの?
ERPパッケージは大きく分けて2つのタイプがあります。
・オンプレミス型
オンプレミス型は、自社で所有しているサーバー上にERPを構築します。
自由度が高く、オフラインでも使用可能なため、完全なクローズド環境を実現できます。
ただし、サーバを自社で所有するため、サーバの購入費用やメンテナンス作業が必要になります。
また、社内にサーバーを持つ性質上、自然災害などの物理的な災害には弱い傾向があります。
イニシャルコストはサーバー分高くなりがちですが、ランニングコストは安くなることが多いです。
ただし、ランニングコストには電気代やサーバーメンテナンスの工数などの見えにくい費用が含まれていないことに注意が必要です。
・クラウド型
クラウド型はインターネットを介して利用できます。
近年の主流であり、場所に依存せず、サーバーなどの機器の用意も不要です。
導入費用が比較的安価であり、自然災害にも強いです。
使用する人数の増加に伴いサーバーのスペックを増強するなど、ユーザー数や機能の変更にも柔軟に対応できます。
ランニングコストはオンプレミス型と比較すると高くなりがちです。
注意点として、ネットワーク上に存在するがゆえに接続方法やセキュリティには十分に注意する必要があります。
ネットワーク障害などの緊急時にアクセス不可とならないよう対策が必要になります。
SAP Business Oneはオンプレミス型、クラウド型のどちらにでも対応可能です。
どちらが自社に向いているか分からない場合でも、ヒアリングを行い向いている方でのご提案が可能です。