②項目の自動入力
「ユーザ定義値」を使用して、ある項目に値を入力した際に、別の項目に値を自動入力させることもできます。
ここでは、明細項目にあるアイテムコード欄にアイテムコードを入力すると、フリーテキスト欄に、
選択したアイテムマスタの注釈が自動的に入力される例をご紹介します。
リスト選択画面の作成と同様に、事前に必要なクエリを作成します。
今回は、アイテムコードから、アイテムマスタの注釈を取得する以下のようなクエリを作成して保存します。
次に受注画面のフリーテキスト項目に保存したクエリを割り当てます。
さらに、アイテムコードを選択したタイミングでクエリが自動実行されるように設定することで、アイテムコードを選択すると、
フリーテキストに自動的にアイテムマスタの注釈の内容が入力されます。
これらのようにシンプルなものから、アイテム名称の部分一致検索など、表示する一覧を絞り込むリスト選択画面の作成や、
同じアイテムでも得意先によって自動入力される内容を変えるなど、複数の条件で自動入力する値を決定するなどの機能を
希望するユーザ様もいらっしゃいます。
ソルパックではユーザ様に沿ったカスタマイズのご提案をさせていただきます。
今回は、SAP Business Oneのユーザ定義値についてご紹介させていただきました。
今後も様々な機能をご紹介させていただきますので、ご参考にしていただきますと幸いです。