サイバーセキュリティ経営ガイドラインとは? 経営者が最低限知っておくべき内部対策の10のポイント

サイバーセキュリティ経営ガイドラインとは? 経営者が最低限知っておくべき内部対策の10のポイント

セキュリティ2026.05.25

20260518
「サイバーセキュリティは技術者任せ」という時代は終わりました。経済産業省とIPAが策定した「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」は、セキュリティ対策を「経営者の責任」として明確に位置付けています。この記事では、経営者が押さえるべきポイントを解説します。

サイバーセキュリティ経営ガイドラインとは

経済産業省とIPAが2015年に策定(2023年に改訂)したガイドラインで、企業経営者に向けてサイバーセキュリティ対策の実施を促すものです。「経営者が認識すべき3原則」と「情報セキュリティ担当幹部(CISO等)に指示すべき重要10事項」から構成されています。

経営者が認識すべき3原則

①経営者はサイバーセキュリティリスクを認識し、対策を指示する責任がある
セキュリティ対策は担当者任せでは不十分です。経営者自らがリスクを理解し、対策の実施を指示することが求められます。

②自社のセキュリティ対策だけでなく、取引先のセキュリティにも配慮する
サプライチェーン全体のセキュリティを意識することが求められています。

③セキュリティ投資はコストではなく経営課題として捉える
インシデント発生時の損失を考えれば、予防投資の費用対効果は高いという考え方です。

重要10事項とPC操作ログの関係

10事項の中の「情報の把握と管理」「内部不正対策の実施」「証跡の保全」などは、PC操作ログの記録・管理によって直接対応できる項目です。

よくある質問(FAQ)

Q. サイバーセキュリティ経営ガイドラインへの対応は義務ですか?

A. 現時点では法的義務ではなく任意のガイドラインです。ただし、上場企業・大企業はコーポレートガバナンスの文脈での対応が求められており、その取引先である中小企業にも対応要求が波及しています。

Q. ガイドラインに対応していると取引先に示すにはどうすればいいですか?

A. 対応状況を文書化し、問われた際に提示できる状態にしておくことが重要です。PC操作ログの記録・管理を実施している事実は、対応の証拠として有効です。

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