ランサムウェア被害はIBM iも他人事ではありません
IBM iはランサムウェアに感染しないと思っている人も多いです。
たしかにIBM i自体が感染することはありません。しかし、ネットワーク上の感染したPCによる影響でランサムウェアの保管庫になりうる可能性があります。
ランサムウェアに感染したPCから送られたメールの添付ファイルを開き、保管することでIBM iのIFSが感染を促進させることが考えられます。
そうならないためにも、ランサムウェア対策を講じる必要性があります。
対応策としては、以下の3つが挙げられます。
- ルートを共有しない
- ルートディレクトリの*PUBLIC権限を削減
- ネイティブのアンチウイルスソフトウェアを実行
また、IFSをスキャンすることで脆弱性を特定し、サーバが安全な状態であることを定期的に確認する必要があります。