悪魔の双子攻撃とは
悪魔の双子攻撃は、主にカフェや空港、ホテルなどで提供される公衆Wi-Fiにおいて、正規のアクセスポイントになりすました偽のアクセスポイントを設置し、ユーザーの通信を盗み見ようとする詐欺行為です。
悪魔の双子攻撃の特徴は、その巧妙さにあります。攻撃者は既にある正規のアクセスポイントと同じ名前、あるいは似た名前のSSIDでアクセスポイントを設置します。さらに、攻撃者は電波強度の高いアクセスポイントを設置することで、偽のアクセスポイントに接続したくなるような環境を作り出すこともあります。
攻撃者のWi-Fiに誤って接続してしまうと、デバイスの内部データが漏えいしたり、フィッシングサイトへ誘導されたりといったセキュリティリスクが生じます。従業員が外出先で業務を行うときに、偽のアクセスポイントに接続する可能性があるため、企業におけるセキュリティ対策としても注意が必要です。