AIOCRで業務を効率化

AIOCRで業務を効率化

その他2023.09.05

AIOCRで業務を効率化

はじめに

8月14日から25日にかけて2weekインターンシップを実施し、学生さんにAIReadを用いた業務を行ってもらいました。
インターンシップの内容と照らし合わせて、どのように使用していくのかご説明いたします。

AIReadについて

AIReadとは、注文書や請求書などの帳票データをAIが自動で読み取ってくれる製品です。
最新のAIや画像処理を活用したOCR機能が搭載されており、手書き・活字、定型・非定型など、さまざまな種類の帳票のデータ化が可能です。
読取条件の定義や手書き文字の学習機能を利用者が自由に使用できるため、読取精度の向上が可能になっています。


 ーAIReadの機能紹介ー

  1. Form Editor
  2. 定型帳票の帳票定義作成やチューニングを行います。
    座標を指定し、データを読み取る定義を作成することができます。

  3. Rule Editor
  4. 非定型帳票の帳票定義作成・チューニングを行います。
    キーワード等を指定し、データを読み取る定義を作成することができます。

  5. Viewer
  6. AIRead Form Editor・AIRead Rule Editorの定義で読み取った帳票データの確認を行います。
    また、CSVファイルへの出力が可能です。

  7. Sorting Editor
  8. AIRead Form Editor・AIRead Rule Editorで作成した定義を使用して、帳票仕分けの設定の作成や帳票仕分けを行います。

  9. Control Panel
  10. 共通設定のファイルの作成やチューニングを行います。

  11. Shortcut Creator
  12. arexファイルの作成や編集を行います。

インターンシップ

 ー業務内容ー
  1. 帳票定義作成
  2. 読み取り結果の修正
  3. CSVファイル出力

以下の帳票を使用していきます。

帳票例

1. 帳票定義作成

まず、"AIRead Form Editor"を使用して、帳票の定義作成を行います。

フォーム追加方法

定義作成時のフォームの追加方法は2パターンあります。
1つは、新規で作成する場合。「フォームを追加」から帳票を選択します。
もう1つは、フォーマットが似ている、または同様のもので既存のフォームを活用したい場合。その際は、上の画像のように項目から活用したいフォーマットを選択し、「右クリック→コピー→名称変更→画像変更」の手順で複製することができます。既存の定義箇所はそのままで画像だけを変更させることが可能なため、複製した場合には新しい画像に定義箇所が合うよう調整を行います。

フォーマットを追加することができたら、早速帳票定義に入っていきます。

定義作成(作成モード)

モードを「作成」に切り替えて読み取りたい範囲を選択すると、読取定義の詳細設定が表示されます。
通常の場合、上の画像のように項目名を入力すればデフォルトのままで大丈夫です。

定義作成(チェックマーク)

活字ではない手書きのものや、読み取り方法が異なるものになると、項目名を入力する以外にも変更を加えなければなりません。
今回は上の画像のように、読み取りたい部分がチェックマーク形式だと想定してご説明します。
先ほどと同様に、読み取る範囲を選択し、読取定義の詳細設定を表示させます。項目名を入力することはもちろん、「読み取り方法」を"チェック判定"、「読み取り対象」を"チェックマーク"、「出力方法」を"個別判定"と選択し、「Trueの値」には読み取り結果として出力させたいものを入力します。こうすることによって、チェックマークが入っている項目をAIが判別し、「Trueの値」に設定したものを出力してくれるようになります。
その他にも、「レコード」に数字を入れることで定義自体をコピーしたとき自動で番号を振ったり、バーコードやQRコード、丸囲み等の読み取りにも対応しています。
これらの作業を繰り返し行うことによって、フォーマットを作成していくことができます。

2. 読み取り結果の修正

次に、"AIRead Viewer"を使用して、データの読み取り・読み取り結果の修正を行います。

帳票読み取り

"AIRead Form Editor"の画面には、上の画像のような「AIRead」の文字があります。
ここをクリックして読み取りたい帳票を選択すると、AIが自動で読み取りを開始してくれます。

読み取り結果

そして、読み取りが終了すると、"AIRead Viewer"の方に読み取り結果が出力されます。
読み取られたデータは上の画像のように表示され、帳票に記載されているデータとは異なる結果が出力されている場合には、値の部分を手動で訂正することも可能です。
そして、「保存」で修正内容が記録され、データが保持されます。

3. CSVファイル出力

最後に、"AIRead Viewer"を使用し、CSVファイルへの出力を行います。

CSVファイル出力

CSVファイルとして出力したいデータにチェックを入れます。
それから、右上の「データ出力」をクリックすると、指定のフォルダ内にCSVファイルが出力されます。ステータスが「読取完了」から「CSV出力済」に変わっていたら、無事CSVファイルへと出力完了になります。
一度に複数のデータを選択できるので、効率的にCSVファイルへと変換可能です。



以上が、インターンシップで行った一連の流れになります。

まとめ

今回のインターンシップでは"Form Editor"と"Viewer"2つの機能を使用して、帳票定義・読み取り・データ出力を行いました。AIReadのその他機能も活用することで、トレンドワードの電子帳簿保存法に対応するさまざまなデータの保存・管理が可能になります。
実際に使用してみた感想は、学習機能が備わっており、定義の仕方もシンプルで使いやすい印象でした。読み取りたい箇所を範囲選択して項目名を入力する。たったこれだけの作業ですが、読取精度抜群なAIReadは自動でデータを読み取ってくれます。一度定義フォーマットを作成してしまえば、今まで手作業で行っていたデータ管理も、自動で効率的に大量のデータを読み取り、管理することができるようになるのです。
また、開発元であるアライズイノベーション株式会社では、電子帳簿保存法の改ざん措置に有効な「電子データへのタイムスタンプ付与機能」の実装を計画しており、ますます企業に必要不可欠な製品になっていくのではないでしょうか。AIReadで業務の自動化・効率化を図り、生産性の向上を実現していきましょう。