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IBM i World 2020

セミナー2020.07.14

7/8にIBM i World 2020が開催されました。
今年は、昨今の情勢を鑑みて、初めてオートデジタル、バーチャルイベントとしての開催となりました。
人の移動から、データと物の移動が中心となっている時代も併せてDX、デジタル変革が中心となる内容でした。
本イベントに参加できなかった方のために、内容をいくつかご紹介させて頂きます。


1.デジタル変革について
現在、多くの企業がDXに取り組まれているかと思いますが、DXを推進するうえでPower Systems IBM i ほど最適なマシンはありません。
DXに取り組むうえで業務継続基盤の強化が大事になります。
この点で信頼性、可用性、そして機密性に優れるIBM i はまさに最適なプラットフォームなのです。
またDXのキーとなる最新技術、オープンな技術の多くにIBM i はすでに対応しております。
昨年末買収したRedhat社が保持する技術との相乗効果で、オープンな技術への対応は今後より加速していくと考えられます。


2.リモートワークについて
現在多くの企業がリモートワークを実施しているかと思いますが、IBM i のリモートワークについても紹介がありました。
IBM i はすでにリモートワークが可能なツールが用意されています。

    ・導入端末を選ばす、個人の個人所有PCに導入できIBM i に5250接続できるAccess Client solutions(ACS)
    ・ブラウザベースでIBM i にアクセスでき、運用管理も可能なIBM i Access for Web
    PCでオフライン開発を可能にするRational Developwer for i
VPN接続など企業のLANへの接続が前提とはなりますが、追加投資なくIBM i をリモート運用・開発・利用できる環境はすでに整っています。


3.先端技術の活用例
IBM i 上に格納されている顧客情報や財務指標などに関する営業部門からの質問に答えるため、IBM i とAMAZON Alexaを連携させて飛躍的に営業部門の生産性を 向上させることに成功したイタリアの事例がIBM 開発責任者であるSteve Will氏より紹介されました。
国内先端事例として
SPSSとDriverless AIを組み合わせた物流予測により、人員手配の課題を解決したセンコー株式会社のAI活用事例が紹介されました。
物流予測をAIに任せることにより計画にかけていた時間を削減し、社員がより付加価値の高い業務に注力できたようです。

IBM i は10年以上先までのロードマップを公開し、また開発チームに若い人材の登用することで、IBM i の未来にコミットしています。
デジタル変革、リモートワークに最適なIBM i にSOLPACはこれからも注力していきます。

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