VDIとは

VDIとは、Virtual Desktop Infrastructureの略で、パソコンを仮想化した仕組みです。通常はパソコンで行っている処理をサーバ上の仮想化されたパソコンで実行し、利用者の手元の端末(パソコン/タブレット/スマートフォン)にはその画面だけを転送するので、情報漏えいのリスクを軽減する“セキュリティ対策”として注目されています。

VDIの特徴

メリット

リモート アクセス:VDI ユーザーは場所やデバイスを問わず仮想デスクトップにアクセスできるため、従業員はすべてのファイルとアプリケーションに簡単にアクセスして世界のどこにいてもテレワークが行えます。
セキュリティ:VDI 環境ではエンド クライアントのデバイスではなくサーバにデータが保存されます。これによって、エンドポイント デバイスが盗難や侵害の被害に遭ってもデータが保護されます。
一元管理:VDI の一元的な性質によって、IT 部門はシステム内のすべての仮想デスクトップへのパッチと更新プログラムの適用を簡単に実行できます。

デメリット

VDIの導入コストは決して安いとは言えません。原因としては、VDAライセンスの形態と高価なストレージの2つです。
VDIは、非常に高負荷なI/Oを裁く必要があるため、比較的高価なストレージが必要になってしまいます。
また、VDI上でWindows 7のようなMicrosoft社のクライアントOSを稼働するためのVDAライセンスが必要で、それが3年単位のサブスクリプション型ライセンスのため、4年目には再度3年分を購入しなければならない状況です。

セキュアで快適な企業向けリモートデスクトップ方式であるSecureDesktop

VDIは、リモートワークが普及する中大変価値のあるものですが、導入コスト、会社の業務内容によっては最善ではない可能性があります。
そこで、Solpacはセキュアで快適な企業向けリモートデスクトップ方式である【Soliton SecureDesktop】をご提案・紹介します。
低コストで【端末にデータを残さない】環境の構築が実現可能です。

サービス内容

手元の端末にデータは残らない


接続先のPCにあるデータは持ち出せず、 画面のみ転送しているので、手元の端末にはデータが残りません。万が一端末を紛失した場合でも、情報漏えいの心配は不要です。

電子証明書による極めて強固な認証


ID/パスワードに加え、極めてセキュリティ強度の高いデジタル証明書による認証に対応。デジタル証明書がインストールされている端末のみ利用を許可することで、未認証端末から社内PCへの不正アクセスを排除します。持ち込み端末の対策や、二要素認証として利用できます。

独自技術による高速画面転送


独自技術の画面転送により、接続先のPC画面だけを表示し、リモート操作します。転送される画面は圧縮および暗号化されています。

ジェスチャーやボタンで快適操作


タッチインターフェースを活かして、スマートデバイスからPCが快適に操作できます。キーボードは、ソフトウェアキーボードだけでなく、Bluetoothで接続された物理キーボードも使用できます。

利用イメージ

■オンプレミス

■クラウド