GoAnywhere MFT™内のSecure Mailモジュールは従業員がアドホックにメッセージやファイルを安全なパッケージとして送信することができます。それぞれの受信者はパッケージを固有なリンクで受信し、セキュアなHTTPS接続を介してファイルとメッセージをダウンロードします。通常のメールシステムのように、ファイルサイズや形式への制限がなく、柔軟に利用可能です。

Secure Mailのパッケージは、複数の人に送信が可能です。それぞれの受信者は、セキュリティやトラッキングのために固有なリンクを受信します。さらにパッケージをパスワードで保護することも可能です。


Secure Mailの特徴

・Secure Mailはブラウザを利用してメールを送ることが可能

・複数のファイルを一つのパッケージに統合可能

・ファイルサイズや形式に制限なし

・パッケージの有効期限とダウンロード回数の制限が可能

・パッケージのURLリンクはUUIDを用いてランダムに生成

・パッケージは自動作成・ユーザー設定の任意のパスワードで保護可能

・受信者はキー又は証明書の対応は不要

・セキュアなHTTPS接続でファイルを転送

・パッケージが読み込まれた時にメール送信者に通知が可能

・送信者はパッケージを使用できない状態にすることが可能

・会社ロゴや色、フォントなどのカスタマイズが可能

・送信、アクセス、ダウンロードなど全てのパッケージのアクティビティを監視可能

GoAnywhere MFTはネットワーク内にインストールされます。そのため、Secure Mail設定、パッケージ、監視の記録を通じてローカライズされた状態に維持します。ファイルは受信者にダウンロードされるまで、システムに残ります。従業員は既存のネットワーク内のアクティブディレクトリー、LADP、IBM iで認証することができます。

メッセージの作成

メッセージはGoAnywhere MFTのブラウザベースを通じて作成します。

Outlookプラグインでは通常のMicrosoft Outlookと同様の操作でメッセージを作成することができます。

Secure MailはHTTPSが使われているウェブページのブラウザから送ることもできます。フォームにはカスタマイズ可能なオプションもあります。

メール通知機能

Secure Mailパッケージの受信者はメールの通知を受け取ります。通知にはメッセージ要件、添付ファイル概要、パッケージのダウンロードリンクが記載されます。以下は受信者が受け取るメールのサンプルです。

セキュアダウンロード

受信者が通知メールのリンクをクリックすると、HTTPSプロトコルを介したダウンロードページが開きます。ユーザはそのリンクからファイルのダウンロードや閲覧を行います。

管理者

Secure Mail設定、パッケージ、監視ログはGoAnywhere MFTのブラウザベースの管理画面で管理します。ディスクスペースを少量におさえるために、有効期限が切れたファイルや、ダウンロード済みのパッケージを、自動で削除することが可能です。