導入事例

【第11回】すべてのデータ交換プロジェクトがどこにあるかはGoAnywhereで把握【MFT事例】


 氏名 ケビン・ワイク氏
(Kein Wike)
 企業 住宅融資の金融機関
(Pennsylvania Housing Financing)
 URL http://www.phfa.org/

カスタムスクリプトの寄せ集めからGoAnywhereでの簡素化され、自動化されたファイル転送への変革は、ケビンと9人の開発チームにとって劇的な変化をもたらしました。今では、取引先との外部ファイル転送だけでなく、社内の異種システム間のファイル転送にもGoAnywhereを使用しています。

私は、ケビン・ワイクです。私は、ペンシルベニア州の住宅融資の金融機関に勤めています。アプリケーション開発マネージャをしています。9人のアプリケーション開発の部下がいます。自社で、カスタムコードでシステム開発しています。

当社は、準州政府機関です。当社は、銀行が行うのと同じような業務を果たしています。しかし、私たちは民間企業が興味を示さないニッチなプログラムを持っています。私たちの使命は、ペンシルバニア州の住民に手ごろな価格の住宅を提供することです。

どのようにGoAnywhereを使用していますか?

当社のビジネスパートナーと多くのデータを交換しています。 私たちが最初にそれをやり始めたときは、自分たちでカスタム・ルーチンを書いていました。あるルーチンはDOSベースで書き、あるものはWindowsプログラムで書き、あるものはiシリーズ上のカスタムコードで書きました。

データ変換を達成するために、様々な方法の寄せ集めで処理しました。そして、時間の経過とともに、そのグループはどんどん膨れ上がり、手に負えなくなってきました。

それで、私たちはGoAnywhereの導入を決めました。現在では、iシリーズ・プラットホームからデータをエクスポートするときの標準になっています。

また、Go Anywhereをiシリーズとウェブサーバ、および複数のWindowsサーバ間の内部のデータ交換にも使用しています。ウェブサイト内で利用されるドキュメントを抽出します。

ですから、このような種類のデータ操作とデータ転送を行うすべてのルーチンにはGoAnywhereを使用しています。

私たちは、GoAnywhereの利用を当社の標準にしました。それはよいことでした、なぜならば、すべてのデータ交換プロジェクトがどこにあるかを把握できるからです。それはGo Anywhere内にあります。そして、それは自動的にドキュメントを作成してくれます。その数は膨大になります。何百もの異なるジョブが実行されています。

GoAnywhereを保険会社や銀行とのEDI交換や、自社のウェブサイトでの利用のためにiシリーズからデータを転送するのに使用しています。それはシームレスで処理されます。

GoAnywhereをヘルプ/システム社のソフトウェアパッケージRobot(エンタープライズ版)と直結しています。そして2つのパッケージは、一体で動作します。まるで、それをオンにすると、それが自分自身を実行するようなものです。

Robotに組み込まれているFTPやSFTPのプロシージャは使用していません。GoAnywhereに組み込まれているたくさんの機能を使用しています。

長く使えば使うほどこのパッケージの新しい機能を発見します。だれかがあるニーズを持って来ると、「この要件を実行するプログラムを開発する前にGo Anywhereで何ができるかをチェックしてみましょう」と答えます。たいていの場合、それを実行する機能がすでにあります。というのは、GoAnywhereの機能はどんどん良くなっているからです。

エラーレポート機能は、御社のプロセスの効率化にどのように役立ちましたか?

何かが正常に実行されない場合、すぐにそのことが通知されます。私たちはメッセージング機能にいろいろ組み込んでいますので、GoAnywhereの内部の何かが正常に実行されない場合、プログラム開発スタッフ全員にそのことが即座に知らされます。

時々、セルフリセットの機能を使用しています。GoAnywhereが実行されない場合は、パラメータを変えて、ある時間が経過した後に再実行され、修復を試みます。

GoAnywhereは、御社のワークフローにどのような影響を与えましたか?

多くの場合、それらの転送ルーチンを我々のカスタムコードに組み込んでいます。

その中には、ある時刻に、またはある種のトリガーが引かれた時に、ファイルを作成するバッチルーチンがあります。ファイルは、ヘルプ/システム社の Robotがiシリーズで実行されるルーチンを起動し、次にiシリーズのCLプログラムが一組のRPGプログラムの実行を起動することによりフォルダー内に表示されます。そして最後にデータを転送するためにGoAnywhereプロシージャを呼び出します。それは本当に緊密に結合されています。

リノマ社のサポートについてどう思われますか?

資料は良くできています、またサポートスタッフも素晴らしいです。私たちは、いつも素晴らしいサポートを受けています。電話するとすぐに応答があります。待ち時間はありません。

大抵の場合、サポートにはすぐにつながります。それは、8時間応答プロシージャではありません。ですから、サポートは素晴らしいです。

通常は、私たちが、パッケージができることを知らないのか、何か間違ったことをしているのが原因です。また、テクニカルサポートから、間違った答えを受けたことはありません。非常に満足しています。

GoAnywhereについて、他に何か気に入っているものがありますか?

GoAnywhereが素晴らしいのは、私たちがビジネスで体験しているあらゆる種類のシナリオが見つかることです、またGoAnywhere内に既にサンプルが保存されていることです。

ほとんどの場合、開発スタッフは、ただルーチンをコピーし、パラメータを変更するだけです、これで他社と少し違っている当社用の転送ルーチンができました。彼らは1時間もあれば作り上げることができます。

以前は、彼らは、プログラムを見つけ出す必要がありました - 何を実行するのか、どのような種類の転送を行うか、DOSベースなのか、Windowsプログラムなのか、等々。以前は、この作業は、必然的に長い時間を要しました。GoAnywhereにより、非常に簡単になりました。

GoAnywhereの中に入り、プロジェクトを見るのは簡単です。 またGoAnywhereの設定の仕方によっては、それをブレークダウンすることもできます。

これは、プロンプトドリブンですので、プログラムの中で何が起きているかを把握するのは非常に簡単です。そして自動で文書化されます。そこが、私が気に入っている点です。

「このルーチンは何をするのか?」という疑問がある場合、答えを得るのは簡単です。

ファイル転送ソリューションをお探しの他社の方に、何かアドバイスがございますか?

GoAnywhereは、かなり低価格だと思います。この製品は、データ転送の機能以外にも様々な機能を提供しています。

非常に多機能なソフトです。テクニカルサポートも素晴らしいです。

これ以上の製品はないと思います。