導入事例
基幹DB とWebアプリケーションサーバ間のデータ連携をインターネット経由でセキュアに実現
基幹DB(AS400) とWebアプリケーションサーバ間のデータ連携をインターネット経由でHTTPS通信を使用しセキュアに実現。 転送機能以外にも、データダウンロード(CSV形式)、圧縮、解凍、SQLサーバへのデータアップロード、など複雑なプロセスを全てGoAnywhereで管理。 1日20回を超える転送を実装し、リアルタイムに近いデータ(注文・請求・納期情報)連携を実現。
基幹システムでは、注文・請求データが5回/日、納期変更データが約16回/日作成。 【注文・請求データ】 基幹システムでデータが作成されたタイミングでデータ転送を実現するため、GoAnywhereのデータベース接続タスク(JDBC接続)を使用し、基幹DBの作成フラグを10分間隔で参照、作成が完了している場合にデータを取得(CSV形式)する仕組みを実装。 【納期変更データ】 GoAnywhere搭載スケジューラーを使用。非営業日はデータ取得を行わない、など柔軟なスケジュール設定を実装。
【データダウンロード】 JDBCドライバを使用し、IBMiのデータベースより、データを取得、CSVへの書き込みを実装。 【データインサート】 転送先のサーバ(Webアプリケーションサーバー)でファイルを受信後、CSVファイルからデータを読み込み、SQLサーバへデータをアップロード。
ファイルの転送は、インターネット経由でセキュリティ要件を満たすため、HTTPS通信を採用。プロキシサーバにも対応。 また、転送先サーバ(Web アプリケーションサーバー)のHTTPSサービスはGoAnywhere Servicesで実装・管理。
転送元・転送先サーバ上のGoAnywhere プロセスにおいて、エラーが発生した場合、Windows イベントログにエラーメッセージを通知。また、エラー発生ポイントに合わせ、次回転送時に備えたリフレッシュプロセスを実行、自動転送における懸念点を全てカバーするプロセスを実装。
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