導入事例

【第5回】技術者の知識のレベルに関係なく直感的に簡単に使える【MFT事例】

お客様インタビュー一覧

 氏名 ボビー・グラハム氏
(Bobby Graham)
 役職 IT管理者
 企業 ブルーグラス・メーリング社
(BlueGrass Mailing)
 URL http://wearebluegrass.com/

ボビー・グラハムと彼のチームは、クライアントがプロジェクト受注処理できるように簡単にファイル転送する必要がある数百のクライアントと仕事をしています。彼らは、送られてくるファイルを追跡するためのより効率的な方法とカスタマーが彼らの技術的専門知識のレベルに関係なく直感的に簡単に使えるポータルを必要としていました。ブルーグラス・メーリング社は、機能性からGoAnywhereを選択しました。そして、その豊富な機能とリノマ社のカスタマーサポート・チームおよび開発者の素晴らしいサポートにより、GoAnywhereの熱狂的な支持者になりました。

ボビー・グラハムと申します。私は、ケンタッキー州レキシントン市のブルーグラス・メーリングデータ&フルフィルメント社でITアドミニストレータをしています。

当社は請求書、販促チラシなどのビジネスのための郵送を取り扱っています。大企業のための受注処理業務を請け負っています - 倉庫から商品を出庫し、米国全土に発送しています。

ITアドミニストレータとして、すべての業務をこなしています。ある日はネットワーク管理者であり、ある日はデスクトップサポートを行ったりします。 また、ある日は、顧客へ送信するファイルや顧客から当社へ送信されるファイルの社内および社外へのFTP転送に従事します。

ファイル転送ソリューションを検討された時、どのような要因を考慮されましたか?

私は意志決定のプロセスにかかわりました。私の上司が来て、「今使っているソフトは本当に時代遅れです。お客様のために、もっと良い、使いやすいソフトを見つける必要があります。」と言いました。

私たちは以前、基本的にはWindows内部のLinuxシェルであるCygwinを使用していました。それは私たちのお客様にとって、使いにくいものでした。これはWinSCPやFilezilaのようなサードパーティのソフトウェアが必要でした。

私が分かったのは、これらのファイル転送を行っている人々の大部分が必ずしも会社でITの仕事に従事していないということです。秘書、あるいは最高経営責任者、あるいは単なるセールスマンかも知れません。したがって、ソフトウェアの設定は彼らにとって非常に難しい作業であるということがわかると思います。

そのため、定期的な利用におけるセットアップのプロセス全体を、我々にとっても、顧客にとっても、より簡単にする方法を探していたところです。

それで、別のソフトウェアを検討して、2社に絞り込みました:リノマ社と、あるプロバイダーでした。

私たちがこれら2社を詳しく検討したところ、リノマ社の全顧客が一貫して貴社の技術サポートとソフトウェアを最高の評価をする傾向がある ということが分かりました。これは1つの五つ星、複数の四つ星、および複数の三つ星の評価であったということではなく、評価は軒並み五つ星でした。

価格の観点も素晴らしく低価格でした。営業を呼んで商品説明とデモを行ってもらいました。 その内容に大変満足し、検討プロセスを前に進めました。

ファイル転送ワークフローを効率化するためにGoAnywhereをどのように使用していますか?

私たちは現在、GoAnywhere ServicesとGoAnywhere Directorを利用しています。GoAnywhereのプロセスは顧客によって多種多様です。多くの場合、お客様がファイルを送信すると、我々はGo Anywhere Servicesを使用して、自動的に、当社の営業にメールで通知し、そのお客様に、「確かにすべてのファイルを受領しました」というメールを送ります。

直ちに、Services内のトリガーが、それら全てのファイルを社内サーバーに移すためにDirector内のプロジェクトを起動します – あるファイルはインターネットに接続されていないサーバーに、そしてそれらのファイルは暗号化されたドライブに保存されます。

そして、社内のセールスマンにリンクしているDirectorから、「ファイルが到着しましたので回収してください」のメールを送信します。

我々は、データ量に基づいて10分毎にデータベースを読み、データをコンパイルし、メールを送るプロジェクトを実行しています。

メールから情報を収集し、それらの情報をファイルにダンプして、レポートを作成し、それをデータベースに保存し、後で別のプロジェクトで読み出し、別なフォーマットに変換して、Eメールレポートの形式で送信するタスクを毎週実行するプロジェクトもあります。

それらのドキュメントについてネットワーク上のすべてのフォルダをモニターして、それらのドキュメントが利用可能になった時、ユーザに通知します。私たちは本当に多くのさまざまな方法でGoAnywhereを利用しています。

データ暗号化と変換はどうですか?

お客様の中に、PGP暗号化を利用する会社が数社あります。

GoAnywhere Servicesで気に入った点は、顧客のウェブユーザーを作成していたときに、彼らがPGPキーの使用を希望した場合、GoAnywhere Servicesは彼らのキーのインポートや、彼らの情報に追随するのが非常に簡単にできることです。

実際に、あるお客様から今日連絡がありました。そのお客様は、「申し訳ないが、PGPキーを変える必要があるのですが。」と言われました。私は、「問題ありません。こちらに送ってください。変更に時間はかかりません」と答えました。それは、素晴らしいことです。

週一回ですが、添付ファイルがついていて監視されていないEメールアドレスを抽出し、チェックしています。それからGoAnywhere Directorを使ってこれらの添付ファイルをプルダウンします。

私たちは、添付ファイルから情報を抜き出して、一つの大きな表にまとめ、それをテーブルに登録します。 それからこのモニターされていないメールの添付ファイルに含まれている情報に基づいたレポートを送信します。

Go Anywhereはどのように時間を節約しましたか、あるいはプロセスをより効率的にしましたか?

GoAnywhereを導入する前は、お客様にサードパーティのソフトウェアを設定する方法を理解してもらうために、電話で技術サポートをするのに多くの時間を費やしていました。ファイルを送ることができるように全てを接続するのは、通常一日がかりの作業でした。

GoAnywhereを導入してからは、ユーザの設定とメールを送信するのに長くても5分程度です。

APIを含む新しいGoAnywhereのバージョンが出ましたので、C#のカスタマイズアプリケーションを使ってそれらの作業や、他のメールアドレスを監視する作業を完全に自動化する予定です。

すなわち基本的に、Eメールを受信すると、お客様のアカウントが自動的に作成され、私の手を煩わずにその情報がお客様に送信されます。それは、文字通り処理時間はゼロ秒になります。

他にどのような利点がありますか?

GoAnywhere Servicesで得られる最大のメリットは、以前に使っていて不要になったソフトを削除することができたことです。基本的に、GoAnywhere ServicesとDirectorを一台のサーバーで稼動しています、それは常に順調に稼働しています。

以前は、LinuxとWindowsをエミュレートするプログラムを利用していました。ユーザを管理するプログラム、ファイル管理をするためのプログラムやスクリプト、そしてディレクトリやファイルを移動するための完全に分離されたプログラム群を利用していました。

それが、Go Anywhereの素晴らしい点です。すべてのプログラムが1つのソフトウェアに統合されているからです。

製品サポートについてはどう思われますか?

GoAnywhereでトラブルシューティングするのが、このソフトウェアで気に入っている2番目と3番目の点です。

カスタマーサポートに電話した時、ソフトウェアに関する質問に、最初の電話で回答してくれるソフトウェアは、ほかにはありません。

カスタマーサポートのレベル1のメアリーとデュアンは、私が一緒に仕事をしてきた中で、最も素晴らしいカスタマーサポートのスタッフです。彼らは、いつも喜んで手伝ってくれ、常に素晴らしい仕事をしています。

レベル1のテクニカルサポートが対応できない事案については、我々のリクエストに基づいて、何回かプログラマ達と会話したことがあります。

実は、我々が幾つかの機能を追加するように御社のプログラマにお願いしました。彼らは、私に電話を架けてきて「ご要望の機能はこれで良いのでしょうか?」と尋ねました。私たちは、「素晴らしいです、完璧に動作します」と返事しました。

私が、御社のプログラマに電話をかけなおすのを忘れていたら、彼らの方から折り返し電話してきて、「すべてはうまく行っていますか?」とわざわざ確認の電話をくれました。

リノマ社のカスタマーサポートは、ほめる言葉がありません。それは楽しい経験でした。技術サポートに電話をかけるのが気にならないソフトウェアのベンダーを見つけるのは簡単ではありません。私は多くのソフトウェアを利用していますが、このような経験をしたことがありません。

エラー報告機能についてどう思われますか?

私たちはGoAnywhere のDirectorとServicesのエラー報告を利用しています。それほど使うことはありませんが、しかしGo Anywhere ServicesかDirectorで使うときは、復旧したり、ログを検索するのは非常に簡単です。

詳細な検索ができます。例えば、日付毎、時間毎、指定ユーザ毎に、そしてファイルレベルで検索することができます。そして、受信ファイルについてだけでなく、受信後にどのような処理がされたかを知ることができます。

トラブルシューティングを、長い時間のかかる複雑なプロセスから、一人の担当者が一つの画面上で処理し、答えを出すことができるものへ変えました。

FTPサーバーをセキュアにするGoAnywhere Servicesを利用している顧客から、どのようなフィードバックがありましたか?

ちょっとおかしな質問ですね。というのは、GoAnywhereを購入する前に、問題になりそうと考えられるユーザのグループがありました。この特定のグループは、常に問題を抱えていました。

我々がGoAnywhereを購入し、インストールして、旧ソリューションからGoAnywhere Servicesへ当社のお客様を移行し始めたときに、サーベイを行いました – サーベイシートを作成し、それをすべてのユーザにそれを送信しました:「新しいFTPソフトウェアにていてどう思われますか?このソフトウェアによってFTPは以前より簡単になりましたか?時間も節約できますか?」そして、回答は「素晴らしい」でした。

当初の目標以外にも GoAnywhereの用途は見つかりましたか?

まず今日現在は、FTP/SFTPのソリューションを利用しています。当初、計画していなかった使用方法を幾つか見つけました。使っている間にも別な用途が見つかるでしょう。ですから、今は「あー、これもできるのだ、これもできるのだ」という状態です。見回していると、常に新しいアイディアが生み出される傾向があります。

実は、あるグループが弊社を訪問してきました。それは私たちのお客様でした。そして、「あなた達が使用しているこのFTPソフトウェアが気に入りました。 どこから購入したのですか?その会社を私たちに紹介してください。」と我々に尋ねました。

それで、私たちは彼らに実際の現場に座ってもらい、バックエンドからの操作を見せながら「これが我々の行っている処理のすべてです。これが、御社に対する設定の仕方です。」と説明しました。

彼らは、私たちに何をやりたいかを説明してくれました。私たちもGoAnywhere ServicesとDirectorで何ができるかを説明しました。彼らがやりたいことをすでに私たちがやっていることに驚いていました。

それは、当社のお客様が「この経験に満足しています。我が社のパートナーにもこのソフトウェアを利用して欲しいと思います。」と言われた、たったの一本の電話から始まったのです。

GoAnywhereのトライアルを検討中のお客様に、最後に何かアドバイスをいただけますか?

私にとっての転換点は、また御社のソフトウェアの購入を検討中の当社の顧客にとって役に立ったのは、カスタマーサポートだったと思います。

素晴らしいソフトウェアを入手できても、ソフトウェアに六ケタの費用を費やすことができても、それが最新で最高のものと謳われていても、もしあなたの障害について迅速で親切な技術サポートを得られなければ、そのソフトウェアはよくありません。それが私の意味する転換点です。