FTPS
GoAnywhere MFTTM は、パートナー間、およびエンタープライズサーバ間において安全にデータを転送するためのFTPSプロトコル(SSL/TLSを介したFTP)をサポートします。認証は、クライアント証明書、サーバ証明書、パスワードがサポートされています。GoAnywhere MFTは中断されたファイル転送の接続再開、自動再試行などのオプションにより、FTPS配信の保証を支援、また、成功したファイル転送の整合性を確認します。
FTPSサーバを単純なドロップダウンメニューから選択、再利用可能なリソースとしてGoAnywhere MFT管理画面で事前に定義することが出来ます。たとえば、データベースファイルからレコードを取得し、CSVファイルにデータ変換、FTPSサーバにCSVファイルを転送(PUT) するといったプロジェクトが定義可能です。
FTPを介してファイルを転送、または受信する際、フィルター条件を使用して特定のファイルを除外、もしくは含めるといった選択が可能です。
監査およびコンプライアンス要件を満たすために、GoAnywhere MFTの全てのFTPパーミッションの監査証跡(ログ) が生成されます。管理画面より、プロジェクトごとにログ詳細のレベルを制御できます。詳細は全ての発行されたFTPコマンド、FTPメッセージ、転送されたファイル名などにより構成されます。UDP、TCP接続を使用し、ログメッセージをシスログサーバに送信可能です。
GoAnywhere MFTは以下のFTPS基準をサポートします。
SSL/TLS バージョン
接続タイプ
暗号(対称キー暗号化アルゴリズム)
認証と鍵交換アルゴリズム
ハッシュアルゴリズム
証明書キーストア形式