ワークフロー(プロジェクト)

ワークフロー(プロジェクト)

実行するファイル転送、およびビジネスプロセスを定義する「プロジェクト」を作成することが出来ます。プロジェクトはシームレスなエンドツーエンドのワークフローを実行するために、複数のステップ(タスク) を含めることが出来ます。たとえば、最初にデータベースからデータを取得、次にExcel ファイルにデータを変換、さらにExcel ファイルを暗号化し、最後に暗号化されたファイルをSFTPサーバに転送、といったタスクを含めることが出来ます。1つのプロジェクト中で実行可能なタスクの数に制限はありません。

プロジェクトはブラウザベースのGoAnywhere MFTのインタフェースで、直観的なウィザード、テンプレートを使用してデザインされます。特別なプログラミングスキルは必要ございません。プロジェクト定義はセントラルデータベースに保管され、許可されたユーザー、またはアプリケーションからスケジュール実行、および即時実行が可能です。


プロジェクトの特長

  • グラフィカルなウィザードを使用して定義
  • シンプルなドロップダウンから選択、再利用可能な接続設定(リソース)
  • 制限数がないタスクの連鎖
  • タスクから他のタスクへ結果の受け渡し
  • 条件付タスクを実行
  • ループ内でタスクを反復
  • 実行中に上書きされる変数の定義と利用
  • エラー修復ロジックの定義
  • カスタムログレベルの設定
  • 対話的にプロジェクトをデバッグ
  • ユーザー定義のフォルダでプロジェクトを整理
  • プロジェクトのインポート、エクスポート、および他の環境へプロモート
  • ほぼ全てのプラットフォームから実行可能

以下画面は、データベースからデータを取得、Excel ファイルにデータを変換し、OpenPGPで暗号化、最後にFTPサーバに転送するプロジェクトのサンプル画面です。


プロジェクトはユーザー定義のフォルダ内に整理されます。各フォルダはユーザーがプロジェクトの表示、実行が可能かどうか、などの詳細なアクセス許可を設定出来ます。たとえば、人事部門内のユーザーは人事フォルダ内のプロジェクトのみを実行することが可能です。

プロジェクトは対話的にワンステップずつ実行可能な、デバックモードで実行することが出来ます。デバック中は、各ステップのジョブログと変数の値が表示されます。各停止ポイントで、次のステップで実行する変数の値を変更出来ます。