導入事例

アメリカ子会社での、SAP Business Oneを使用した多通貨対応の会計システムの開発・導入

サービス
  • SAP Business One
  • ERP
  • 海外事例
  • 中堅・中小企業向け

クラウド環境で委託先に依存しないタイムリーな損益確認が可能に

プロジェクト概要

会計業務を外部に委託しており、必要時に情報を参照することができず不便を感じていたため、自社内で構築できる操作性の良い会計システム検討していた。SAP Business Oneは操作性にも優れ、米国会計基準にも則した製品である安価なERP製品だったため導入することとなった。海外子会社ということもあり、日本語のサポートを心配していたが、ソルパックがリモートとピンポイントでのオンサイトサポートを行い、無事に構築できた。

基本情報

商品名

SAP Business One

導入範囲

財務会計(債権債務残高管理・従業員立替金残高管理を含む)

システム使用人数

11名

導入期間

2023年5月 ~ 2024年1月

課題と効果

課題

  • 会計システムを外部に委託していたため、操作性が低かった
  • 海外子会社であるため、米国会計基準に則った製品が必要
  • 担当者に対応するため、日本語でのサポートが必要

効果

  • SAP Business Oneを自社導入することにより、タイムリーな情報照会が可能となった
  • 操作性が良く、自社内での運用が可能となった

導入の背景

会計システムのリプレイスに課題

会計システムを使用した会計業務を完全外部委託しており、委託先に依頼しなければ確認できないため、委託先に依存しないで自社でも使用できる操作性のよいシステムに変更する必要があった。
外部委託先を含め拠点がいくつかあり、各拠点から使用できる必要があった。
米ドルだけでなく、その他の外貨でも運用する必要がある。また、為替レートはマスタ化されている必要があった。

  • お客様拠点がアメリカにあるため、要件定義など必要な打ち合わせはリモートで実施した。
  • 導入期間中の必要なフェーズのみ現地へ訪問し導入支援を実施した。
  • お互いの時差を考慮してプロジェクトを推進した。
  • 保守等の問い合わせは日本でのサポート対応時間帯で対応している。

今後の展開

今回は会計のみの導入でしたが、今後業務内容や規模の変更に伴い、販売管理や購買管理など使用機能範囲を広げることが可能です。

導入の決め手

SBOベンダーの中でソルパックを選んだ理由はなんでしょうか。

プロジェクトマネージャーの深い業務知見、経験などが優れていて、かつコストも魅力でした

ソルパックの導入支援についての満足度はいかがでしょうか。

大変満足しています。RFPを読み込み当社を理解された上で的確なアドバイスをいただきながら、変更依頼にも柔軟に対応いただけました。また、Concurとの連携についてはブラックボックスだった仕様が多いにも関わらず何の問題もなくアドオン開発いただけ、設計・開発者の品質も高かったと感じております。

ユーザー教育の満足度はいかがでしょうか。

大変満足しています。今でも当時の資料を使って新たなユーザへの教育に利用しています。

ソルパックのサポートについての満足度はいかがでしょうか。

大変満足しています。米国日中に問合せをすると、米国夕方(日本時間の朝)に回答がくるので、時間帯が異なることによる弊害はそれほどなく、回答も的確でした。

プロジェクト体制

お客様体制

  • プロジェクトオーナー:1名
  • プロジェクトマネージャー:1名
  • プロジェクト実行支援:1名
  • 販売業務・システム担当:1名
  • 会計担当:1名

ソルパック体制

  • プロジェクトマネージャー兼コンサルタント:1名
  • 開発リーダー:1名
  • 開発担当者:3名